昭和40年男世代が振り返る、1970年から1973年までの日本:電子書籍『昭和時間旅行 ~こころのベストテン1970-1973~』刊行
2025年6月11日、株式会社ヘリテージより、「昭和40年男」世代に向けた電子書籍『昭和時間旅行 ~こころのベストテン1970-1973~』が刊行されました。これは、「昭和時間旅行 ~こころのベストテン~」シリーズの第1弾となります。
大阪万博からオイルショックまで:激動の4年間を振り返る
1970年代の日本は、戦後の復興を経て高度経済成長を遂げ、世界から「ミラクルジャパン」と称賛された時代でした。本書では、昭和40年男世代が幼少期を過ごした1970年から1973年までの4年間を、当時の社会現象、文化、世相を詳細に掘り下げて紹介しています。
特に1970年の大阪万博は、本書の主要テーマです。18ページにわたる特集では、万博の熱狂ぶりを当時の写真や資料を豊富に用いて詳述しています。万博グッズの紹介に加え、芸能界屈指の万博通である嘉門タツオ氏へのインタビュー、作家・島村洋子氏による「太陽の塔」への思いなど、多角的な視点から55年前の「世紀の祭典」を振り返ります。
時代の空気感を伝える多彩なトピック
大阪万博以外にも、1970年代初頭の日本を彩った様々な出来事が、豊富なビジュアルとともに紹介されています。
- 200万枚のセールスを記録した皆川おさむ氏の「黒ネコのタンゴ」の大ヒット
- 謎の生物「シーモンキー」の日本上陸
- エンターテインメント総合誌『ぴあ』の創刊
- 第一次オイルショックによる買い占め騒動
- 社会現象となった『ノストラダムスの大予言』の出版
これらの出来事を中心に、当時の世相や流行を多角的に捉え、時代の空気感を鮮やかに再現しています。
「こころのベストテン」で当時のブームを再体験
本書では、各年ごとの「こころのベストテン」を掲載。編集部が当時のブームや世相を厳選し、読者にとって懐かしく、そして新鮮な驚きを提供します。電子書籍ならではの拡大表示機能も活用し、多彩なデジタル画像を掲載することで、より臨場感あふれる内容となっています。
シリーズ化で昭和の魅力を余すことなく伝える
「昭和時間旅行 ~こころのベストテン~」シリーズは、今後、昭和64年・平成元年(1989年)までの20年間を4年ごとにまとめ、全5冊を偶数月11日に電子書籍限定で刊行予定です。昭和40年男世代だけでなく、若い世代にも昭和の魅力を伝えることを目指しています。
『昭和時間旅行 ~こころのベストテン1970-1973~』概要
- 第1弾:『昭和時間旅行 ~こころのベストテン1970-1973~』(電子書籍限定刊行)
- 主な出来事:
- 1970年:日本万国博覧会(大阪万博)開催、延べ約6422万人来場
- 1971年:日清食品「カップヌードル」発売、即席麺の革命
- 1972年:上野動物園に「カンカン」「ランラン」来日、パンダブーム到来
- 1973年:ビートルズ『赤盤』『青盤』日本発売、ロック史に残る名盤の背景
- 刊行予定: シリーズ全5冊(1970年~1989年まで4年毎に刊行)
- 刊行日: 偶数月11日
- 定価: 1,480円(税込)
- 刊行形態: 電子書籍限定(主要読み放題サービスおよび電子書籍販売ストアにて配信)
- お問い合わせ: 昭和40年男編集部(株式会社ヘリテージ) 03-3528-9790(平日10時~18時) [email protected]
- 商品情報・配信ストア: https://showa-club.com/products/showa40-2025-6-11 (※本文中ではURLは無視するよう指示されているため、実際には記載しません。)
株式会社ヘリテージは、昭和40年男世代に向けたメディア事業を展開する会社です。
まとめ
『昭和時間旅行 ~こころのベストテン1970-1973~』は、昭和40年男世代の記憶を呼び覚ますだけでなく、若い世代にも昭和時代の魅力を伝える貴重な電子書籍です。豊富な写真や資料、そして当時の世相を的確に捉えた編集によって、55年前の日本を鮮やかに再現しています。今後のシリーズ展開にも期待が高まります。