大阪・関西万博における文化的・国際的な交流に貢献：大日本印刷の取り組みと「モダン・エキスポ・ポスターズ」展
2025年、大阪・関西万博が開催されました。大日本印刷株式会社（DNP）は、この万博に様々な形で参画し、文化的・国際的な交流に貢献しています。その一環として、公益財団法人DNP文化振興財団との共催で、京都dddギャラリーにて企画展「モダン・エキスポ・ポスターズ：グラフィックでみる現代の万博」を開催しました。本記事では、DNPの万博への取り組みと、この企画展について詳しくご紹介します。
DNPの万博への長年の取り組み
DNPは、1970年の大阪万博への参加を皮切りに、2015年のミラノ万博、2020年のドバイ万博と、長年にわたり万博に携わってきました。1970年の大阪万博では、印刷会社として異例の試みとして、サウジアラビア館など9つのパビリオンの企画・制作を担当しました。2025年大阪・関西万博においても、その経験と技術を活かし、様々な貢献をしています。
2025年大阪・関西万博におけるDNPの取り組み
2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。DNPは、このテーマに沿った様々な活動を行っています。特に、中島さち子プロデューサーが取り組むシグネチャープロジェクトの一つである「いのちの遊び場 クラゲ館」にゴールドパートナーとして協賛し、リアルとバーチャル双方の展示・体験の企画・制作を担当しています。
さらに、バーチャル万博においては、「バーチャルクラゲ館」と隣接する場所に、「きづきの杜」をオープンしました。「きづきの杜」は、“未来のまなび”を共創する場として、人々が文化財等と出会う体験と、万博ポスターとの出会いを提供することで、「気づき」や「好奇心」を育む機会を提供しています。
「モダン・エキスポ・ポスターズ：グラフィックでみる現代の万博」展の概要
DNPの万博への取り組みを象徴する企画として、京都dddギャラリーで「モダン・エキスポ・ポスターズ：グラフィックでみる現代の万博」展が開催されました。本展は、時代や社会の変遷を反映した万博ポスターを通して、現代の万博を多角的に捉える機会を提供するものです。
展覧会概要:
- 展覧会名: モダン・エキスポ・ポスターズ：グラフィックでみる現代の万博 (Modern Expo Posters: A Graphical Journey Through World Expos)
- 会期: 2025年6月13日（金）～8月20日（水）
- 開館時間: 11:00～19:00（土日祝は11:00～18:00）
- 会場: 京都dddギャラリー（京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸3F）
- 休館日: 月曜日（7月21日、8月11日を除く）、7月22日（火）、8月12日（火）
- 入館料: 無料
- 主催: 公益財団法人 DNP文化振興財団
- 共催: 大日本印刷株式会社
- 特別協力: 博覧会国際事務局（Bureau International des Expositions）、万博博物館（World Expo Museum）
- 協力: 株式会社乃村工藝社
- 後援: 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、大阪・関西万博きょうと推進委員会認証事業
今後の展開
DNPは、「未来のあたりまえをつくる。」というブランドステートメントを掲げ、本企画展を通じて大阪・関西万博における文化的・国際的な交流に貢献するとともに、持続可能なより良い社会、より快適な暮らしの実現に向けた新しい価値の創出を加速していくとしています。
大日本印刷株式会社について
大日本印刷株式会社は、印刷事業を基盤とした総合的な情報コミュニケーション企業です。
まとめ
大日本印刷株式会社は、長年に渡る万博への参加経験と高い技術力を活かし、2025年大阪・関西万博においても、様々な形で貢献しています。「モダン・エキスポ・ポスターズ」展は、その取り組みの一環として、万博の文化的・国際的な交流に貢献する重要な役割を果たしました。 DNPの今後の更なる活躍に期待が高まります。