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大阪万博2025:MUSASHI個展×中部大LED、集中力向上効果を実証

中部大学の研究開発グループがアーティストMUSASHIとのコラボで大阪・関西万博に出展(2025年7月)

2025年7月9日と10日、大阪・関西万博会場にて開催される『世界のMUSASHI個展』に、中部大学が研究開発グループと共に参加することが発表されました。本展では、中部大学で開発されたLED照明システムと、アーティストMUSASHI氏とのコラボレーション作品が展示されます。

集中力を爆上げするLEDシステムとMUSASHI氏の芸術作品が融合

アーティストMUSASHI氏は、これまでに様々な企業や団体、著名人とのコラボレーション実績を誇ります。今回の中部大学とのコラボレーションは、同大学で研究開発されているLED照明システムが基になっています。このシステムは、当初、認知症の高齢者の方々の睡眠障害軽減や認知症状改善を目的として開発されました。施設での利用において、睡眠障害の軽減や薬物を使用しない認知症状の改善効果が確認されています。

さらに、光の波長調整による色温度変化が、高齢者だけでなく、一般の人々の集中力向上にも繋がるということが判明しています。

今回のMUSASHI氏とのコラボレーション実験では、このLED照明システムから発せられる5種類の異なる光を照射しながら、MUSASHI氏が作品を創作しました。どの光がどのような影響を与えたのかは明確にはされていませんが、実験では交感神経と副交感神経、心の揺らぎなどを数値化して状態を計測しました。その結果、これまでの学生を対象とした実験と比較して、MUSASHI氏は群を抜いた集中力を発揮していたことが分かりました。

万博会場でLEDシステムの体験が可能に

『世界のMUSASHI個展』では、このLED照明システムを搭載したスマートフォン30台が設置され、来場者は実際にシステムを体験することができます。 今後、このLED照明システムは一般販売される予定であり、万博会場ではMUSASHI氏の芸術作品がステッカーとして貼られた万博バージョンのシステムが限定で受注販売される予定です。

コラボ団体・個展情報

中部大学

世界のMUSASHI個展事務局

株式会社 石富プロパティー

アーティストMUSASHI/武蔵

『世界のMUSASHI個展』では、MUSASHI氏の作品に加え、様々な企業や団体、アーティスト、アスリートとのコラボレーション作品が展示されます。さらに、47都道府県の障がい福祉事業所との合作プロジェクトも進行中で、障がい福祉×アートの可能性を世界に発信し、障がい福祉に対する社会の理解増進にも努めていくとのことです。

まとめ

中部大学とアーティストMUSASHI氏のコラボレーションにより、集中力向上効果が期待されるLED照明システムと、MUSASHI氏の芸術作品が融合した展示が、2025年7月9日と10日の大阪・関西万博会場で開催される『世界のMUSASHI個展』にて実現します。万博会場では、来場者がLEDシステムを体験できる機会も提供されます。

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