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大阪・関西万博:烏山手すき和紙×墨絵アート提灯が放つ伝統美

2025年大阪・関西万博:栃木県ブースで伝統工芸「烏山手すき和紙」と墨絵アートのコラボレーションが実現

2025年6月27日~29日、大阪・関西万博EXPOメッセ「WASSE」内の栃木県ブースにて、有限会社ワタヤ商店(人形のわたや)が、栃木県の伝統工芸である烏山手すき和紙と大谷石を用いたオリジナルのインテリア墨絵提灯を展示しました。

伝統工芸と現代アートの融合:唯一無二の墨絵師とのコラボレーション

このインテリア墨絵提灯は、「伝統をアートする」をコンセプトとする有限会社ワタヤ商店によるもので、筆を使わない独自の技法で知られる墨絵師・荒川颼氏とのコラボレーションによって実現しました。 キーメッセージは「山水共里(さんすいきょうり)」で、山・森・水・生命の恵みへの感謝と、里の暮らしを理想とした共生社会への敬意が込められています。

和紙の柔らかな光と大谷石の温かみが、「おもてなしの灯り」というコンセプトに合致した、唯一無二の作品となっています。 有限会社ワタヤ商店は、このコラボレーションを通じて、伝統工芸の新しいカタチを実現させたいという長年の想いを万博で表現しました。

「山水共里」ライブ墨絵パフォーマンス

展示期間中である6月27日~29日には、荒川颼氏による「山水共里」ライブ墨絵パフォーマンスも開催されました。 荒川氏の独自の技法は、多くの来場者の注目を集めたことでしょう。

烏山手すき和紙:日本の伝統工芸の象徴

栃木県の綺麗な水で一枚一枚手漉きで作られる烏山手すき和紙は、日本の伝統工芸の象徴と言える存在です。 この和紙を用いた大谷石インテリア墨絵提灯は、まさに日本のおもてなしの心の灯りと評することができます。

有限会社ワタヤ商店は、今回の万博展示を通じて、栃木県の伝統工芸の認知度向上とインバウンド需要の取り込み、ひいては地域経済への貢献を目指しています。 国内外を問わず、多くの来場者に「栃木県に行ってみよう」というきっかけを提供することを目指しています。

栃木県ブース出展概要

有限会社ワタヤ商店について

有限会社ワタヤ商店(人形のわたや)は、江戸時代中期寛政十二年(1800年)創業の老舗で、栃木県真岡市にてお節句人形、盆提灯、お誂え提灯の専門店として、九代に渡り伝統を継承しています。

お問い合わせ

有限会社 ワタヤ商店(人形のわたや)

まとめ

2025年大阪・関西万博の栃木県ブースでは、有限会社ワタヤ商店が烏山手すき和紙と墨絵アートを融合させた独創的なインテリア墨絵提灯を展示し、多くの来場者を魅了しました。 伝統工芸と現代アートの融合、そして「山水共里」というキーメッセージは、万博のテーマとも深く共鳴するものでした。 この取り組みは、日本の伝統工芸の新たな可能性を示すものとなりました。

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