サイトアイコン 気になる!万博

大阪万博貢献!卵殻リサイクル紙皿導入|たこ家道頓堀くくるの環境配慮

卵の殻のリサイクルで万博を彩る!エス・ピーパックとたこ家道頓堀くくるの環境配慮型取り組み

2025年、大阪・関西万博開催の熱気に包まれる中、株式会社エス・ピーパック(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:福田隆憲)は、白ハト食品工業株式会社(本社:大阪府守口市、代表取締役:永尾俊一)が展開するたこ料理専門店「たこ家道頓堀くくる」へ、環境配慮型紙を使用した紙皿の提供を開始しました。

この取り組みは、2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博の理念、「脱炭素・資源循環に配慮した万博の実現」に大きく貢献するものです。万博では、カーボンニュートラル社会に向けた先進技術の展示などが行われており、廃棄物の削減とリユース・リサイクルへの積極的な取り組みが推進されています。

万博会場内に3店舗を出店するたこ家道頓堀くくるは、この万博の趣旨に賛同し、卵の殻を原料に混抄した環境配慮型紙「CaMISHELL」を使用した紙皿の導入を決定しました。

「CaMISHELL」とは、主に産業廃棄物として処理されている卵殻を原材料として混抄した紙の総称です。 パルプ消費の大幅削減や焼却時の二酸化炭素排出量の削減に寄与し、パルプ繊維との相性が良いことから、薄手の包装紙から強度が求められる段ボールや緩衝材まで幅広い用途で使用できます。CaMISHELLは三菱製紙株式会社・Touchcard株式会社・新生紙パルプ商事株式会社・株式会社サムライトレーディングにて共同出願した登録商標です。

たこ家道頓堀くくるでは、まず万博会場内の4店舗でこの環境配慮型紙皿の導入を開始し、その後、全店舗への順次導入を予定しています。液卵の使用量が多い同店の事業特性を考慮し、卵の殻をアップサイクルした製品の利用を通して循環型社会の実現に貢献するこの取り組みを、エス・ピーパックは今後ともサポートしていきます。

エス・ピーパックは、今回の取り組み以外にも、環境配慮型商品の開発・提供に積極的に取り組んでいます。何度でもリサイクル可能な独自開発の100%再生素材「RETEXPET®」や、環境に配慮した様々なパッケージ商品、リサイクルスキームなどを提供しており、昨年11月には二酸化炭素削減効果のある「グリーンナノ」※をポリエチレン製の袋に入れることで焼却時のCO2排出量を大幅に削減し、さらに削減しきれないCO2はカーボン・オフセット制度を活用することにより、廃棄焼却時に発生する「CO2排出量を実質ゼロ」としたPE袋の取扱いを開始しました。 ※グリーンナノはアイトスマシーナリー株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:山下和道)が提供するCO2削減技術です。

2023年より従業員向けの名刺にも「CaMISHELL」を使用開始しているエス・ピーパックは、今回の紙器商品への本格的な導入を機に、さらにアレンジ可能な商品の幅を広げ、パッケージ業界において先行している環境配慮型商品の企画力をさらに高め、アパレルや食品など様々な業界のお客様の持続可能な社会への貢献を支援していきます。

たこ家道頓堀くくるは、大阪道頓堀に本店を構えるたこ料理専門店です。白ハト食品工業株式会社が展開しており、「いも・たこ・なんきん」という素材にこだわり、美味しい商品を作り続けています。

株式会社エス・ピーパックは、1995年11月に創業し、2025年で30周年を迎えるパッケージ(包装資材)商品の企画・販売を主力事業とする企業です。小売業向けのショッパーをはじめ、店舗資材、ノベルティ商品などを1000社を超えるパートナー企業とともに企画し、「スピード」「コスト」「クオリティ」全てにご満足いただける商品・サービスを提供し続けています。特にサステナビリティの分野では、100%再生素材「RETEXPET®」を業界に先駆けて独自開発するなど、先進的な取り組みを行っています。

本取り組みは、大阪・関西万博の理念と企業の社会貢献意識が見事に融合した、持続可能な社会に向けた素晴らしい事例と言えるでしょう。エス・ピーパックとたこ家道頓堀くくるの今後の更なる活躍に期待が高まります。

モバイルバージョンを終了