未来の絵師が万博の舞台へ――「絵師100人展 大阪・関西万博篇」にTECH.C.の学生の作品が選出・展示!
2025年6月11日(水)から17日(火)まで、大阪・関西万博内ギャラリーWESTにて開催された「絵師100人展 大阪・関西万博篇」に、東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)の学生2名の作品が展示されました。 本記事では、このイベントとTECH.C.の学生たちの受賞作品、そして学生たちのコメントをご紹介します。
絵師100人展について
「絵師100人展」は、2011年にスタートしたイベントで、日本のポップカルチャーを牽引する現役イラストレーターたちが、一つのテーマのもとに描き下ろし作品を披露する国内外で注目される展覧会です。
絵師100人展 大阪・関西万博篇について
今回の「絵師100人展 大阪・関西万博篇」では、「日本の文様」をテーマにした描き下ろし作品9点が展示されました。 さらに、未来のクリエイター育成に力を入れる滋慶学園グループの学生による作品展示コーナーも設けられました。 滋慶学園グループ全国82校から選ばれた学生の作品が展示される中、TECH.C.からは2名の学生が選出され、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に共鳴した作品が展示されました。 プロのクリエイターが集う歴史ある舞台への参加は、学生たちにとって大きな励みとなり、未来への大きな一歩となったことでしょう。
TECH.C.の学生の作品とコメント
TECH.C.からは、ゲームキャラクターデザイン専攻2年の林さんと、コミックイラスト専攻3年の勝間さんの2名が選出されました。
林さんの作品とコメント
林さんの作品は、イラストコンテストのために制作されたもので、見栄えを意識して三点透視図法が用いられています。林さんは、この作品について次のようにコメントしています。
「この度私の作品が選出されたことがとても嬉しく、創作活動への大きなモチベーションとなりました。今回展示される作品はイラストコンテストのために制作した作品で、見栄えを意識して三点透視図法を使用しました。お褒めの言葉をいただく機会も多く、特別に思い入れのある作品です。この三点透視図法は授業で学び、『イラストコンテストなど見栄えのする作品にはこの手法が効果的』と先生から教わったことを活かしました。このように先生方によるアドバイスや丁寧な添削により、自分の力を最大限に引き出して仕上げられたと思っています。TECH.C.は自主的に勉強できる環境や先生方のサポートが整っており、感謝しています。今回のように学校で学んだ技術を作品にすぐに活かせることは、成長を実感でき、私にとっても嬉しいです。今後もTECH.C.で努力を続けたいです。」
勝間さんの作品とコメント
勝間さんは、自分自身が大切にしている世界観や絵柄が共感されたことを喜び、今後の創作活動の励みになったと述べています。
「このたび絵師100人展という素晴らしい場に選出していただけたことを、とても光栄に思っています。自分自身が大切にしている世界観や絵柄に共感していただけたことが、何より嬉しく、今後の創作活動の大きな励みになりました。「楽しい」「飽きない」を意識し、キャラクターそれぞれから個性や世界観が伝わるようなイラストを心がけました。先生に何が足りないか、また、どうしたらもっと良いイラストになるかアドバイスをいただきながら、見落としがちな空気感の演出に気を付けブラッシュアップを重ねました。見る方の心に物語が伝わる一枚になるよう、細部までこだわって描きました。この展示を通して、少しでも私の描く世界に触れていただけたら幸いです。」
イベント概要
イベント名: 絵師100人展 大阪・関西万博篇
会期: 2025年6月11日(水)~17日(火)
会場: 大阪・関西万博内 ギャラリーWEST
開館時間: 10:00~20:00(最終日は15:00閉館、入館は各日とも閉館30分前まで)
主催: 産経新聞社
協賛: 滋慶学園グループ
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)の概要
TECH.C.は、「産学協同」を活かした独自の教育システムで、ゲーム・VTuber業界、IT・AI・ロボット業界、CG映像・アニメ・イラスト業界などを目指す学生を育成しています。技術やコミュニケーションに加え、「無限の創造力を発揮することの大切さ」「変化の時代に常に新しい考えを生み出すことの大切さ」「世界中のひと々に共感を与え、感動と行動を生み出す大切さ」の3つの考え方を学ぶことを通じて、「自分らしさ」を活かし、未来をつくる人材育成を目指しています。
まとめ
TECH.C.の学生2名が「絵師100人展 大阪・関西万博篇」に出展し、その作品が多くの来場者に見てもらえたことは、学生たちにとって大きな経験となりました。 これは、TECH.C.の教育システムと学生たちの努力の成果であり、未来のクリエイター育成の成功例と言えるでしょう。 学生たちのコメントからも、学校での学びや先生方のサポートが、彼らの成長に大きく貢献していることが分かります。