SDGs貢献したい8割!マイアイテムでできる簡単行動と情報

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2025年: SDGsとマイアイテムに関する調査結果発表 – 約8割がSDGsへの貢献を希望

株式会社uluコンサルタンツは、2025年大阪・関西万博での「TSUGITE(ツギテ)」プロジェクト始動に際し、「SDGs(持続可能な開発目標)とマイアイテム」に関する調査を実施しました。本調査は、国内の工芸品に関する情報発信を行うサイト「わたしの名品帖」を運営する同社が実施したものです。2025年大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を踏まえ、SDGs達成に向けた個人の行動の重要性に着目した調査となっています。

調査概要

調査期間: 2025年3月18日(火)~2025年3月19日(水) 調査方法: PRIZMAによるインターネット調査 調査人数: 1,006人 調査対象: 調査回答時に日常的にマイアイテムを使っていると回答したモニター 調査元: 株式会社uluコンサルタンツ モニター提供元: PRIZMAリサーチ

SDGsへの関心と貢献意欲

まず、「SDGsを知っていますか?」との質問に対し、約8割の方が「よく知っている(16.3%)」「ある程度知っている(58.9%)」と回答しました。SDGsの認知度は高まっているものの、知らない方も一定数存在することが示唆されました。

続いて、「SDGsに貢献したいと思いますか?」と質問したところ、約8割の方が「とてもそう思う(22.7%)」「ややそう思う(60.9%)」と回答。「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した方に対し、「どのようなサポートがあれば、SDGsに貢献する行動に取り組みやすくなると思いますか?(複数回答可)」と質問した結果、「簡単にできる行動などのわかりやすい情報の提供(74.1%)」が最も多く、次いで「SDGsに貢献する商品やサービスの割引制度やポイント還元制度(41.9%)」「SDGsに貢献する商品やサービス購入時の税制優遇(26.5%)」となりました。

さらに、「SDGsに貢献する行動で、できそうだと思うものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「節電(78.0%)」が最も多く、「節水(74.8%)」「省エネ家電を使用する(54.6%)」と続きました。日常生活で手軽に取り組める行動への関心の高さが明らかになりました。

マイアイテムの使用状況

日常的に使用されているマイアイテムについて、全回答者への質問を行いました。

「マイアイテムを主にどのようなシーンで使用していますか?(複数回答可)」という質問に対しては、「自宅以外の外出時全般(48.1%)」が最多となり、「職場や学校(35.4%)」「通勤・通学時(27.7%)」と続きました。

「マイアイテムを使用する頻度」については、「1週間に数回(40.1%)」が最多で、「ほぼ毎日(35.5%)」「1週間に1回(16.3%)」と続きました。

「使用しているマイアイテムを教えてください(複数回答可)」という質問では、「マイバッグ(83.5%)」が圧倒的に多く、「マイカップ・ボトル・タンブラー(48.5%)」「マイ箸(22.3%)」と続きました。

「マイアイテムを使用している理由を教えてください(複数回答可)」という質問には、「節約になるから(61.6%)」が最も多く、「使い捨て製品の使用を減らせるから(44.7%)」「使用してみたら習慣化したから(31.2%)」と続きました。経済的なメリットに加え、環境意識やライフスタイルの定着が理由として挙げられています。

マイアイテムと精神的充足感

マイアイテムの使用による心理的な効果についても調査しました。「マイアイテムを使用することで、どのような気持ちになりますか?(複数回答可)」という質問に対しては、「経済的でよい選択をしているという喜びがある(54.9%)」が最も多く、「環境保護に貢献しているという誇らしさがある(24.4%)」「お気に入りのものを使うことで日常生活に小さな幸せや豊かさを感じる(23.0%)」と続きました。

最後に「マイアイテムを使用し、使い捨て製品の使用を減らすことに精神的な充足感を覚えますか?」と質問したところ、約8割の方が「とても充足感を覚える(17.3%)」「やや充足感を覚える(58.3%)」と回答しました。マイアイテムの使用が精神的な満足感にも繋がっていることが示されました。

まとめ

本調査の結果、SDGsへの関心の高さは確認されましたが、具体的な行動へのハードルを感じている人もいることがわかりました。情報提供や経済的インセンティブが行動喚起に繋がる可能性が示唆され、多くの人が日常的なレベルで貢献可能な行動に前向きであることも明らかになりました。

マイアイテムの使用は、利便性に加え、節約や環境配慮といった実利的な価値観と、喜びや誇りといった情緒的な要素を兼ね備えていることが示されました。「マイバッグ」や「マイカップ・ボトル・タンブラー」「マイ箸」などを使用する人が多く、高い頻度で使用している傾向も見られました。 日常の中で小さく始められ、かつ本人の満足感につながるアクションが、持続可能な社会づくりの有効な手段となる可能性が示唆されました。

「TSUGITE(ツギテ)」プロジェクト

株式会社uluコンサルタンツが運営する「わたしの名品帖」は、日本の伝統工芸の魅力を発信し、次世代への継承を目指しています。同社は、2025年大阪・関西万博に出展する「とんかつ乃ぐち」のプロジェクトマネージャーとして、「TSUGITE(ツギテ)」プロジェクトを始動します。本プロジェクトでは、万博店舗で使用した箸に輪島塗を施し、記念品として提供することで、「育てて、使い続ける」という日本の工芸の精神を現代に蘇らせ、能登の復興支援にも繋げます。この取り組みは、消費者の価値観に応え、「買って終わり」ではない工芸の新しい体験を提供するものとなっています。

会社概要(株式会社uluコンサルタンツ)

所在地:大阪市中央区 代表取締役:坪田 寿一 事業内容:国内の工芸品に関する情報発信サイト「わたしの名品帖」の運営など

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