花王、大阪・関西万博で開催された「O-MU-TSU WORLD EXPO 2025」に参画!特別デザインの「超うすパンツ」3種を披露
2025年6月24日、大阪・関西万博のEXPOホール「シャインハット」にて開催されたイベント「O-MU-TSU WORLD EXPO 2025」に、花王株式会社のサニタリー事業部が参画しました。同事業部は大人用排泄ケアブランドを展開しています。
「O-MU-TSU WORLD EXPO 2025」の概要
「O-MU-TSU WORLD EXPO 2025」は、一般社団法人 日本福祉医療ファッション協会が主催した「おむつコレクション(ファッションショー)」です。イベントのテーマは、「障害を抱えていても 排泄の悩みがあっても 誰もがオシャレを楽しめる世界」を目指したものでした。おむつをテーマにしたトークショーとファッションショーが中心となり、人種、体形、年齢など様々な背景を持つ方が参加できる、おむつを身近に感じられるイベントとして開催されました。1700人以上が参加し、熱気に満ち溢れたイベントとなりました。各社が制作した特別デザインの紙おむつを着用したモデルが登場する場面では、会場から大きな歓声が上がりました。
花王の参画と特別デザインの「超うすパンツ」
花王は、2009年から「超うす型パンツ」を大人用紙おむつ業界に先駆けて発売しています。長時間の外出などでも安心して過ごせるよう、高い吸収力と消臭機能に加え、薄型で下着のような見た目と履き心地を実現しています。大人用紙おむつを必要とする方が、抵抗感なく使用できることを目指した設計となっています。
今回のイベントには、「おむつの負のイメージを払拭し、抵抗感なく使用できる文化を創り上げたい」というイベントの理念に共感し参画しました。イベントに合わせて、特別デザインを施した大人用紙おむつを3種、手づくりで制作しました。デザインは、日本福祉医療ファッション協会 代表理事であり、本イベントの総合プロデューサーである平林 景さんと、花王の開発担当者が共同で制作しました。「斬新かつ革新的なデザイン」を目指した取り組みとなりました。なお、これらのデザインは本イベント限定で、販売はされていません。
関係者コメント
日本福祉医療ファッション協会 代表理事(総合プロデューサー)平林 景さんコメント:
花王さんは、下着のような見た目と履き心地にこだわった超うす型パンツの開発にいち早く取り組まれていました。私自身、デザインの試作などで活用していたこともあり、早い段階で本イベントへの参加をオファーしました。実際に自分のイラストが特別デザインとして形になったのを見たときは最高にワクワクしました。本イベントを通して、おむつを履くことが恥ずかしいなどのおむつに対する負のイメージを払拭し、もっと気軽で身近なものになれば嬉しいです。誰もが抵抗感なくおむつを履けるような世の中を創っていきたいと思います。
<平林 景 プロフィール>
一般社団法人日本福祉医療ファッション協会 代表理事 株式会社KEI’s STYLE 代表取締役 四條畷学園大学 客員教授
花王サニタリー事業部 担当者コメント:
平林さんにいただいたデザインスケッチから何度も試作を繰り返して3種のデザイン紙おむつとして具現化しました。大人用排泄ケア用品を研究開発してきた花王ならではの知識・技術と、平林さんのクリエイティブな発想を融合する今までにない取り組みでしたが、部署の垣根を越えてアイデアを出し合い、全員がクオリティにこだわって仕上げました。社内でも部署を横断し、いろんな人の自由な発想を活かして制作にいたりました。花王サニタリー事業部は、大人用排泄ケアブランドを通じて「自分らしく楽しみ続けることができる社会」の実現に、今後も貢献してまいります。
まとめ
花王は、「O-MU-TSU WORLD EXPO 2025」への参画を通じて、大人用紙おむつに対する社会的な認識の向上に貢献しました。 イベント限定の特別デザイン「超うすパンツ」は、企業とデザイナーの協働による革新的な試みとして注目を集めました。花王は今後も、大人用排泄ケアブランドを通じて、より快適で、自分らしい生活を送れる社会の実現を目指していくとしています。
