- リアルタイム通訳&配信サービス「Buddycom アナウンス(仮称)」が大阪・関西万博で実証実験を実施
株式会社サイエンスアーツは、フロントラインワーカー向けライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供する企業です。同社は2025年秋に、リアルタイム多言語通訳&配信サービス「Buddycom アナウンス(仮称)」をリリース予定です。そのリリースに先駆け、2025年7月10日、大阪・関西万博で開催される万博史上初の宇宙ライブイベント「KIBO SPACE LIVE」において実証実験を実施することを発表しました。
「Buddycom アナウンス(仮称)」:低コストで簡単に導入できる多言語対応サービス
「Buddycom アナウンス(仮称)」は、イベントなどのトーク内容をリアルタイムに多言語に通訳し、利用者のスマートフォンに直接配信するサービスです。 観光業におけるツアーガイドや施設スタッフのアナウンスなど、インバウンド需要の高まりに対応することを目指し、低コストで容易な導入を可能にする多言語対応サービスとして開発されています。
万博史上初の宇宙ライブイベント「KIBO SPACE LIVE」で実証実験
実証実験の場として選ばれたのは、2025年7月10日(木)に大阪・関西万博で開催される「KIBO SPACE LIVE」です。このイベントは、株式会社バスキュールが企画・運営し、国際宇宙ステーション(ISS)と地上をリアルタイムで繋ぐ、万博史上初の試みです。世界各国の宇宙機関の協力、国内関係省庁の後援を得て実施される、国際的に注目を集める大規模イベントです。
海外からの来場者への多言語対応を検討していた「KIBO SPACE LIVE」において、「Buddycom アナウンス(仮称)」が、言語の壁を越えた感動体験の提供に貢献するとして、実証実験の機会が提供されました。
「KIBO SPACE LIVE IN EXPO2025」開催概要
- イベント名: KIBO SPACE LIVE IN EXPO2025
- 開催日程: 2025年7月10日(木)
- 開催場所: 大阪・関西万博 EXPOホール 「シャインハット」
- イベント特設Webサイト: https://kibo.space/expo25/
- 主催: KIBO宇宙放送局
- 特別協力: JAXA
- 協力: ESA(欧州宇宙機関)、環境省
- 後援: 文部科学省
- お問い合わせ先: KIBO宇宙放送局 事務局(株式会社バスキュール内)Web:https://kibo.space
「Buddycom」について
「Buddycom」は、インターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi)を利用し、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービスです。音声、テキストチャット、動画、位置情報(IoT)、AIを利用したデジタルアシスタントによるコミュニケーションに対応しています。航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など、幅広い業種で利用実績があります。
株式会社サイエンスアーツについて
株式会社サイエンスアーツは、「フロントラインワーカーに未来のDXを提供し、明るく笑顔で働ける社会の力となること」をミッションとしています。フロントラインワーカーのみならず、すべての人々をつなぎ、笑顔あふれる社会づくりを目指しています。
まとめ
「Buddycom アナウンス(仮称)」は、リアルタイム多言語通訳&配信サービスとして、2025年秋にリリース予定です。大阪・関西万博における「KIBO SPACE LIVE」での実証実験を通して、その実用性と効果が検証される予定です。本サービスは、インバウンド需要の高まりに対応し、多様な言語環境における円滑なコミュニケーションを支援する役割を担うと期待されています。

