- 大阪・関西万博2025:未来型移動・体験プラットフォーム「GENCHI イマーシブコマース」が現実を接続
2025年8月12日(火)から18日(月)まで開催された大阪・関西万博2025において、株式会社toraru(本社:兵庫県神戸市)は、大阪ヘルスケアパビリオンSeries A; セレクションにて、自社プロダクト「GENCHI」- オンライン型移動分身プラットフォームサービス – を出展しました。「GENCHI」は、大阪万博会場から東京、そしてアメリカ合衆国のロサンゼルスにあるリトル・トーキョーへリアルタイムでアクセスし、場所を超えた「リアルな今」を体験できるプラットフォームです。
大阪万博から世界へ:リアルタイムの現場体験とイマーシブコマース
「GENCHI」は、コマンドボタンやマイクを用いて、現地にいるギグワーカー(分身)に指示を出し、ユーザー主体の現場体験を実現します。 万博会場から遠隔操作で東京やロサンゼルスの街を散策し、まるで自分が現地にいるかのような体験が可能です。 さらに、イマーシブコマースのデモも実施されました。これは、現地で商品を選びながら購入し、自宅に届けるサービスの体験版です。東京都の協力を得て実現化に向けて進められているプロジェクトとのことです。
ロサンゼルス・リトル・トーキョー:9:00 – 12:00(日本時間)
一部日程において、ロサンゼルス最大の日本人街であるリトル・トーキョーへのアクセスが提供されました。ロサンゼルス現地時間17:00~20:00に相当する時間帯で、約9000km離れた場所をリアルタイムで散策することができました。大谷翔平選手の壁画など、現地ならではの光景を体験できたことでしょう。
東京・浅草:展示期間を通して
東京を代表する観光地である浅草へのアクセスは、展示期間を通して提供されました。 現地にいる人に話しかけたり、買い物をしたりと、自由な散策を楽しむことができました。
ユーザーからの声
「GENCHI」を利用したユーザーからは、次のような感想が寄せられています。
- 「日本の環境を、その土地をよく知る人と一緒に体験できたのはとても興味深い経験でした。身体的な制約なしに日本を体験できて良かった。」(アメリカ在住・20代・男性)
- 「まるで日本にいるような気分でした」(ベトナム在住・30代・女性)
これらの声は、「GENCHI」が場所の制約を超えたリアルな体験を提供していることを示しています。
分身ロボットIvy:遠隔操作体験
「GENCHI」では、分身ロボットIvy(アイビー)の遠隔操作体験も提供されました。 イベント期間中は、アメリカ合衆国ロサンゼルスからの参加予約もあったとのことです。Ivyは、希望地での目的達成を行うためのリソースの一つとして試作・開発されているようです。
株式会社toraru:世界の格差解消を目指して
株式会社toraruは、「世界の格差解消」をカンパニーミッションに掲げ、「GENCHI」を通じて「誰もが自由に移動し、自分らしくいられる、格差の無い世界の実現」を目指しています。場所の制約を受けずに希望地にアクセスし、目的達成を可能にすることを目指すスタートアップ企業です。将来的には、人間拡張技術を応用し、五感すべての共有を実現することを目指しているとのことです。
GENCHI誕生の背景
「GENCHI」は、代表である西口氏の家族の健康上の問題をきっかけに生まれたサービスです。家族の介護で外出が困難になった経験から、遠隔操作タイプのテレプレゼンスロボットとギグワーカーを活用した、場所の制約を受けないサービスの開発に着手しました。 移動の困難さから生まれる格差を解消し、誰もが自由に移動できる世界を目指して開発が進められています。
まとめ
大阪・関西万博2025に出展された「GENCHI」は、場所の制約を超えたリアルな体験を提供する革新的なプラットフォームです。遠隔地へのアクセス、イマーシブコマース、分身ロボットによる操作体験など、多様な機能を提供することで、ユーザーに新たな可能性を切り開くサービスとなっています。 株式会社toraruの「世界の格差解消」というミッションに沿った、画期的な取り組みと言えるでしょう。



