- 資生堂×「Girls Meet STEM」、未来の「美」を考えるトークイベントを万博で開催 – 2025年開催レポート
2025年9月21日(日)、公益財団法人山田進太郎D&I財団が主催する中高生女子向けのSTEM(理系)領域体験プログラム「Girls Meet STEM」の特別企画として、株式会社資生堂との連携イベント「未来の「美」とはどうあるべきか 一緒に考えてみませんか 「化粧品」という身近なテーマから、豊かな未来の可能性を考える」が開催されました。
本イベントは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の東ゲートゾーンにあるウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier 「WA」スペースにて開催されました。7月24日より参加募集を開始し、多くの応募の中から選抜された高校生たちが参加しました。
イベントは2回開催され、それぞれ80名定員で、16:30~17:30と18:00~19:00の2部構成で行われました。参加費は無料でしたが、交通費等は自己負担でした。参加者には大阪・関西万博のチケットがプレゼントされました。対象は高校1年生~高校3年生までの戸籍上または性自認が女性の方で、中学生も応募可能でしたが、内容は高校生以上向けでした。保護者同伴も可能でしたが、同伴者へのチケット提供はありませんでした。
本イベントは、「化粧品」という身近なテーマを通じて、未来の「美」について考える機会を提供することを目的としていました。日本のSTEM分野への女性の大学進学率は、OECD諸国の中で最低水準の20.7%*1にとどまっており、大きなジェンダーギャップが存在します。この現状を踏まえ、「Girls Meet STEM」は、進路選択の幅を広げることを目的として2024年に開始され、2025年度は約1万人の参加を見込んでいました。
イベントでは、資生堂の3名の登壇者がそれぞれの専門分野から未来の「美」について考察を深めました。
登壇者
- 杉山 由紀氏(資生堂みらい開発研究所 シーズ開発センター 感性・機能価値開発室 室長):肌・身体・心のつながりに着目した取り組みの紹介を通じ、自分らしい「美」や未来の「美」について考えました。
- 小橋 右一氏(資生堂アート&ヘリテージマネジメント部 アセットオペレーショングループ):新たな「美」の価値観を提唱してきた化粧品を中心にアート&サイエンスの歴史を紹介しました。
- 山本 真希氏(資生堂DE&I戦略推進部 部長):多様性を尊重する資生堂の姿勢と、ジェンダー平等や女性のエンパワーメントについて語りました。
イベントの目的
本イベントは、肌・身体・心のつながりに着目した取り組みの紹介や、アート&サイエンスの歴史を通じて、化粧品が「美」の価値観をどのように変えてきたか、資生堂におけるダイバーシティ推進の取り組みなどを紹介することで、参加者がSTEM領域に関する職業や進学の選択肢を具体的に知り、自らの将来像を描くきっかけを提供することを目的としていました。
公益財団法人山田進太郎D&I財団 石倉 秀明 常務理事COOのコメント
石倉氏は、「科学と「美」の接点に触れられる今回の取り組みは、STEM領域の多様な魅力に気づく貴重な機会になると考えています。資生堂様の先進的な取り組みの中で、ご一緒できることに感謝しつつ、Girls Meet STEMの一環として、中高生女子の皆さんの進路や将来の選択肢の幅が広がることを願っています。」と述べています。
ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartierについて
本イベントが開催されたウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartierは、「ともに生き、ともに輝く未来へ」をコンセプトに、女性たちの体験や視点を通して、公平で持続可能な未来を志すことを来場者に呼びかけていました。
「Girls Meet STEM」について
「Girls Meet STEM」は、公益財団法人山田進太郎D&I財団が高専や大学、企業・研究機関と協力して実施する、中高生女子向けのSTEM(理系)領域のツアー形式の体験プログラムです。
公益財団法人山田進太郎D&I財団について
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の推進を通じて、誰もが能力を発揮できる社会を目指し、2021年7月にメルカリCEO山田進太郎によって設立されました。特にSTEM(理系)のジェンダーギャップに注目し、中高生女子のSTEM分野への進学やキャリア選択を支援する奨学助成金事業を展開しています。
*1:令和6年度文部科学省「学校基本調査」より理学部・工学部を合算して算出(山田進太郎D&I財団調べ)。
参加者募集
参加者の募集は、7月24日~8月20日の期間で行われ、定員を超える応募があった場合は抽選となりました。詳細および応募方法は、「Girls Meet STEM」の公式ウェブサイトから行われました。
本イベントは、企業とNPOの連携による、未来の女性リーダー育成に向けた取り組みとして、大きな意義を持つものでした。 参加した生徒たちが、未来の「美」とSTEM分野の可能性について考える貴重な機会となりました。



