専門学校HAL、大阪メトロと産学連携で制作した未来社会イメージ映像がOsaka Metroデジタルサイネージで放映開始
2025年2月10日より、専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)の学生が制作した未来社会のイメージ映像が、Osaka Metroの主要駅デジタルサイネージで放映開始されました。この映像は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「PRシルバーパートナー」である株式会社大阪メトロ アドエラとの産学連携プロジェクトの一環として制作されたものです。
本プロジェクトは、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」とコンセプト「未来社会の実験場」に基づき、未来社会の可能性を表現する映像作品を制作することを目的としています。HALでCGや映像制作を学ぶ学生18チームが参加し、「未来社会の都市や交通」をテーマにした作品を制作しました。
各作品は、クリエイティビティ、ストーリーテリング、技術的完成度、テーマ適合性、視覚的魅力の5つの審査基準に基づき評価され、3作品が受賞しました。
受賞作品
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最優秀賞:「long for 憧れた世界を見に行こう」 (HAL東京 佐藤チーム) 講評:シンプルながら奥行きのあるビジュアルと、未来社会を見据えたストーリー展開が評価されました。
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優秀賞:「未来を開く > 紙の世界で見る未来」 (HAL大阪 山﨑チーム) 講評:ネコを主人公にした独創的な視点と演出が注目されました。
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Osaka Metro ADERA賞:「進化の過程に触れ希望を取り戻す少女の物語」 (HAL東京 金川チーム) 講評:可愛らしいビジュアルと希望をテーマにしたストーリーが印象的でした。
放映スケジュール
受賞作品の15秒バージョンは、以下のスケジュールでOsaka Metroの主要駅デジタルサイネージで放映されます。
- 期間:2025年2月10日~3月2日
- 時間:午前5時~深夜0時の間、6分間に1回ランダム放映
バーチャル万博でのフルバージョン公開
受賞作品のフルバージョンは、大阪・関西万博開催期間中、「バーチャル万博 〜空飛ぶ夢洲〜」の「Osaka Metro ADERAルーム」にて公開予定です。「バーチャル万博 〜空飛ぶ夢洲〜」は、オンライン空間上に夢洲会場を3DCGで再現したバーチャル会場であり、スマートフォンやパソコン、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)などを通じて、世界中からアクセス可能です。
専門学校HALについて
専門学校HALは、東京・大阪・名古屋のターミナル駅前に校舎を構え、ゲーム、CG、ミュージック、カーデザイン、IT分野の即戦力を育成する専門学校です。「産学連携」を重視し、第一線のプロによる直接指導や企業からの依頼によるケーススタディ、プロも認めたソフト・ハードを導入しています。希望者就職率100%を達成し、「完全就職保証制度」「国家資格 合格保証制度」「給与保証制度」の3大保証制度を設けています。
株式会社大阪メトロ アドエラについて
大阪メトロ アドエラは、Osaka Metro Group広告事業や新規メディア開発などを担う広告会社です。
産学直結ケーススタディ
本プロジェクトは、専門学校HALの「産学直結ケーススタディ」の一環として実施されました。この取り組みは、学生が企業やクリエイターと連携し、企画立案から実制作までを手がけるプロジェクトであり、実践的な経験を通して「実戦力」を育成することを目的としています。
本プロジェクトの意義
本プロジェクトは、専門学校HALの学生が、大阪・関西万博という大規模なイベントに貢献する機会を提供するとともに、実践的なスキルを習得する場となりました。また、大阪メトロ アドエラとの連携を通じて、産学連携の成功例を示すことができました。 未来社会をテーマにした映像作品は、万博のテーマを広く一般に伝える役割も担っており、地域社会への貢献にもつながります。 学生たちの創造性と技術力が融合した、未来社会への展望を示す映像作品は、多くの人々にインスピレーションを与え、2025年日本国際博覧会の成功に貢献するものと期待されます。


