2025年大阪・関西万博に向けた取り組み:関西空港駅の手荷物預かりサービス「Crosta関空」始動
2025年4月13日、JR西日本は株式会社日本旅行、株式会社ジェイアール西日本マルニックスとの協業により、関西空港駅で手荷物預かりサービス「Crosta関空」を開始しました。これは2025年大阪・関西万博に向けた取り組みの一環であり、多くの万博来場者、特にインバウンド客の利便性向上を目的としています。JR西日本は、アクセス輸送を支える交通事業者として、お客様の安全確保を最優先に、多様な鉄道サービスによる利便性向上に努めています。
Crosta関空 サービス概要
「Crosta関空」は、関西空港駅構内で手荷物を預かるサービスです。日本旅行がJR西日本からの業務委託を受け、運営・サービス提供を行い、マルニックスとの業務提携により商標「Crosta」および関連システムを使用しています。
サービス内容と料金
- 手荷物一時預かり: 当日預かりのみ対応。料金は記事には記載されていません。(税込)
- キャリーサービス: 関西空港とホテル間の当日配送のみ対応。
- 関西空港→ホテル:申込締切14:00、ホテル受取り19:00以降
- ホテル→関西空港:申込締切9:00、関西空港受取り15:00~19:30
想定取扱個数は1日あたり100個です。決済方法はクレジットカードのみで、現金は使用できません。
営業期間と時間
- 営業期間: 2025年4月10日(木)~2025年10月13日(月・祝) ※万博期間のみ営業
- 営業時間:
- 受付窓口営業:9:00~20:00
- 手荷物一時預かり:9:00~20:00
場所
関西空港駅ラッチ外コンコース(JR西日本改札近く)に窓口が設置されています。
予約方法
受付窓口の利用に加え、WEBによる予約申込みと決済も予定されており、インバウンド客も安心して利用できます。
JR西日本、日本旅行、ジェイアール西日本マルニックスについて
JR西日本は西日本の主要鉄道会社です。日本旅行は総合旅行会社であり、ジェイアール西日本マルニックスはJR西日本グループの会社です。3社は連携して、「Crosta関空」サービスを提供しています。
万博来場者の利便性向上への貢献
「Crosta関空」は、2025年大阪・関西万博の来場者の利便性向上に貢献するサービスです。特に、多くの手荷物を持つ旅行者にとって、スムーズな移動をサポートする重要な役割を果たすと期待されています。 WEB予約システムによる利便性の向上や、多言語対応など、インバウンド客への配慮も期待されます。
まとめ
JR西日本、日本旅行、ジェイアール西日本マルニックスによる協業で開始された関西空港駅の手荷物預かりサービス「Crosta関空」は、2025年大阪・関西万博期間中の来場者の利便性向上に大きく寄与すると期待されています。万博期間中の混雑緩和にも貢献する取り組みとして注目されます。 クレジットカード決済のみの対応や、WEB予約システムの導入など、現代的なサービス提供体制を整えています。