デンマーク発のインテリアブランド「ボーコンセプト」、EXPO2025大阪・関西万博 北欧パビリオンのインテリアパートナーとして参加決定
2025年4月13日(日)~10月13日(月)に開催されるEXPO2025大阪・関西万博において、デンマーク発のインテリアブランド、BoConcept(ボーコンセプト)が、北欧パビリオンのインテリアパートナーとして参加することが決定しました。
ボーコンセプトは、北欧パビリオンが掲げる「自然と人、人と人との繋がり」という価値観に賛同し、本万博への参加を決意しました。
北欧パビリオン: 「ノルディック・サークル ~北欧と共に、より良い明日へ~」
北欧パビリオンは、「ノルディック・サークル ~北欧と共に、より良い明日へ~」をテーマに、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの5カ国が、テクノロジー、イノベーション、サステナビリティの3分野における先進的な取り組みを紹介する予定です。 パビリオンでは、これらの取り組みの根底にある「自然と人、人と人との繋がり」という北欧共通の価値観に焦点を当て、穏やかな北欧のライフスタイルを来場者に体験してもらえる機会を提供します。
ボーコンセプトとBIGのコラボレーションによる「Nawabari」展示
ボーコンセプトは、インテリアパートナーとして、デンマーク・コペンハーゲン発の建築家集団BIG(ビャルケ・インゲルス・グループ)とのコラボレーションコレクション「Nawabari(ナワバリ)」を展示します。
BIGは、デンマーク出身の建築家ビャルケ・インゲルスが率いる世界的に有名な建築設計集団で、大胆かつ革新的なデザインと、ユーモアと実用性を融合させたデザインが特徴です。 都市の景観を一新するようなプロジェクトを数多く手がけています。
「Nawabari」のデザインは、日本の「縄を結ぶ」という古くからの文化にインスピレーションを得ています。 縄で素材を結んだ時に現れる形に着目し、彫刻的でオーガニックなフォルムをデザインの中核に据えました。 このコレクションは、「人と人の繋がりを結び、共有空間を変革する」というコンセプトに基づいており、北欧パビリオンのテーマである「自然と人、人と人との繋がり」を立体的に表現するものです。 都市的でありながらも温かみのある空間で、来場者同士のコミュニケーションを促進する場を演出します。
Nordic SPOORとの協業によるトレーサブルレザーの導入
ボーコンセプトは、責任ある素材の使用を推進する取り組みの一環として、2024年からNordic SPOORとのパートナーシップを通じて、新しいレザーコレクションを提供しています。このレザーは、動物福祉基準が世界でも特に高いデンマークおよびスウェーデンで調達され、完全にトレーサブル(追跡可能)で、その起源を動物まで遡れる透明性の高い素材です。
ボーコンセプトの企業理念とサステナビリティへの取り組み
1952年の創業以来、ボーコンセプトはデンマークの創造性と職人技を融合させ、暮らしを豊かにするユニークな家具を生み出してきました。 製品を通じて企業の社会的責任(CSR)に関する目標を達成することも、ボーコンセプトの使命です。 活動とビジョンは、国際連合の持続可能な開発目標(SDGs)と連携しており、施設管理から製品デザイン、製造プロセスに至るまで、あらゆる業務において意識的な意思決定を取り入れています。 EUおよびデンマークの基準に基づいたアプローチを採用し、サステナビリティ戦略は製品認証、CO₂排出量の監視、従業員の福祉の確保に重点を置いています。
ボーコンセプトについて
ボーコンセプトは1952年にデンマークで設立され、現在では世界60カ国に300以上の店舗を展開するグローバルな家具ブランドです。 数々の受賞歴のあるデザイナーが在籍しており、家庭用からオフィス用まで、幅広い家具、ホームアクセサリー、照明などを提供しています。「Live‘Ekstraordinær(毎日が、特別な日。)」というコンセプトのもと、デザインや美観を妥協することなく、インテリアデザインサービスとカスタマイズ性を提供することに尽力しています。
ボーコンセプトは、EXPO2025大阪・関西万博 北欧パビリオンを通じて、そのデザインとサステナビリティへの取り組みを世界に発信します。 「Nawabari」コレクションが、万博来場者にどのような空間体験を提供するのか、注目が集まります。


