世界のコシノジュンコ登場！明かされる過去の“巨額詐欺事件”＆大阪・関西万博で仕掛ける“実験”とは？

2025年3月30日放送のテレビ大阪「関西リーダー列伝」では、世界的デザイナーのコシノジュンコ氏が特集されました。番組では、コシノ氏の輝かしいキャリアと、過去に起こった巨額詐欺事件、そして2025年大阪・関西万博での取り組みが取り上げられました。

大阪から世界へ！デザイン界のトップランナー・コシノジュンコ
同級生は“未来のスター”が勢ぞろい！全員が本気で狙っていた“ある賞”
初の独立店＆大阪万博へ！しかし…絶体絶命の大事件発生
空港が荘厳なランウェイに⁉ファッションの枠を超えたデザイン革命
55年ぶり！万博ユニホーム誕生の瞬間にカメラが潜入
番組情報
まとめ

大阪から世界へ！デザイン界のトップランナー・コシノジュンコ

コシノジュンコ氏は、大阪・岸和田市出身の世界的デザイナーです。パリコレには22年連続で参加し、日本のファッション界を牽引するトップランナーとして活躍しています。しかし、その華々しいキャリアの裏には、衝撃的な巨額詐欺事件がありました。番組では、困難を乗り越え、最前線を走り続けるコシノ氏の「だんじり魂」と、圧倒的な仕事の流儀に迫ります。

同級生は“未来のスター”が勢ぞろい！全員が本気で狙っていた“ある賞”

岸和田高校卒業後、コシノ氏は文化服装学院に入学。同期には高田賢三氏、松田光弘氏、金子功氏など、後のファッションシーンを牽引するスターたちが勢ぞろいしていました。「花の9期生」と呼ばれた彼らは、数々のデザインコンテストに挑戦し、腕を磨きました。彼らの目標は、「デザイン界の芥川賞」とも呼ばれる新人デザイナーの登竜門「装苑賞」でした。コシノ氏も周囲には何食わぬ顔で、応募作品を必死に描き続け、1960年、史上最年少で受賞を果たしました。

初の独立店＆大阪万博へ！しかし…絶体絶命の大事件発生

装苑賞受賞後、コシノ氏は20歳で銀座に店を構え、1966年には青山に初の独立店をオープンしました。その後、建築家・黒川紀章氏から大阪万博のパビリオンのユニホームデザインを依頼されます。順風満帆に見えた矢先、経理を任せていた人物が行方をくらまし、会社名義で実体のない手形を3000万円分振り出したことが発覚しました。店や商品を差し押さえられる危機的状況でしたが、コシノ氏はこれを乗り越えました。番組では、その詳細が明かされます。

空港が荘厳なランウェイに⁉ファッションの枠を超えたデザイン革命

2025年1月、開港20周年を迎えた中部国際空港で、コシノ氏はファッションショーを開催しました。日本の伝統美を取り込んだ新感覚のエンターテイメントを目指し、空港の一角を荘厳なランウェイに仕上げるため、入念なチェックと細かな指示を繰り返しました。その姿は、カメラによって捉えられています。コシノ氏のデザインは、FC大阪のユニホームや、番組では「○○－ン」と伏せ字で紹介されたアイテムにも見られます。