【大阪・関西万博】AIメディカルサービス、「次世代医療機器等体験コーナー」への出展決定(2025年報道)
内視鏡の画像診断支援AIを開発する株式会社AIメディカルサービス(本社:東京都豊島区、代表取締役CEO:多田 智裕、以下「AIM」)は、EXPO2025大阪・関西万博「健康とウェルビーイングウィーク」に連動したジェトロ主催イベント「HEALTH DESIGN 輝き、生きる ―Live Brighter―」において実施される「次世代医療機器等体験コーナー」への出展が決定しました。
「次世代医療機器等体験コーナー」の概要
「次世代医療機器等体験コーナー」は、一般来場者へ最先端医療機器・福祉機器の体験を提供し、日本の次世代医療機器および福祉機器の優位性を広く社会に知らしめることを目的とした体験型展示イベントです。医療機器分野7社、福祉機器分野6社の合計13社の日本企業が出展します。医療分野では、実用型手術支援ロボットやAIによる画像診断支援ソフトウェアなど、医療現場で活用されている最先端機器の実演が行われます。福祉分野では、超音波を利用したウェアラブルデバイスなど、最新技術を用いた機器の体験が可能です。
「次世代医療機器等体験コーナー」開催概要
- 主催: ジェトロ、経済産業省
- 会期: 2025年6月21日(土)~6月29日(日)(9日間)
- 開催地: 大阪府・夢洲
- 会場: 大阪・関西万博会場内EXPOメッセ「WASSE」北ホール
AIMが出展する内視鏡AI
AIMが展示する内視鏡AIは、内視鏡検査機器から受信した胃内視鏡画像を解析し、画像上早期胃がんおよび腺腫を疑う領域を検出します。検出した領域は、汎用モニターに投影された胃内視鏡画像上に短形として表示され、同時に音によって観察者に通知されます。これにより、観察者の注意を喚起し、画像解釈と病変検出を支援します。
展示内容
体験コーナーでは、内視鏡検査中にAIが画像解析を行うデモンストレーション動画が公開されます。早期胃がんは判別が難しく、4.5~25.8%程度が見逃されているとも言われています※。本展示では、その判別の難易度も踏まえ、医療現場での活用が期待される先端技術を体験いただけます。
代表取締役CEO 多田智裕氏のコメント
多田智裕CEOは、今回の出展決定について、「EXPO2025大阪・関西万博「健康とウェルビーイングウィーク」に連動したジェトロ主催イベントへの出展企業に選定されたことを大変光栄に思います。」とコメントしています。2017年設立のAIMは、内視鏡AI研究開発のグローバルニッチトップを目指すスタートアップ企業です。2024年には、胃粘膜から発生する上皮性腫瘍(腺腫、粘膜層または粘膜下層にとどまっている早期胃がん)を検出支援するソフトウェアを上市しています。 日本の技術を活かした内視鏡AIで世界の患者を救うべく、引き続き尽力していくとのことです。
株式会社AIメディカルサービスについて
現役の内視鏡専門医が創業した医療系スタートアップ企業で、内視鏡AIの研究開発を行っています。2018年には胃がんを検出するAIを世界で初めて開発・論文発表するなど、内視鏡AI研究を牽引しています。2023年12月には、同社初のAI製品である内視鏡画像診断支援ソフトウェアの製造販売承認を取得し、2024年3月より販売を開始しています。世界中140以上の施設と共同研究を行い、「世界の患者を救う~内視鏡AIでがん見逃しゼロへ~」というミッションを掲げ事業を展開しています。
代表取締役CEO 多田 智裕氏について
多田 智裕氏は、医師、医学博士です。株式会社AIメディカルサービス代表取締役CEO、医療法人JSC ジェイズ胃腸内視鏡・肛門クリニック名誉理事長を務めています。1996年東京大学医学部医学科卒業、東京大学医学部附属病院外科研修医を経て、2005年に東京大学大学院医学系研究科博士課程を修了。2006年にただともひろ胃腸科肛門科を開業し、2025年より医療法人JSCジェイズ胃腸内視鏡・肛門クリニック名誉理事長に就任しました。
※出典:Hosokawa et al. Hepatogastroenterology 2007 Mar;54(74):442-4.
会社概要
- 会社名: 株式会社AIメディカルサービス
- 所在地: 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目 18-1 Hareza Tower 11F
- 代表者: 多田智裕
- 設立: 2017年9月1日
- 事業: 内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)の開発
本プレスリリースは、2025年時点の情報に基づいて作成されています。


