カルティエ、2025年大阪・関西万博開幕を前にウーマンズ パビリオンにてテープカットセレモニーを開催
2025年4月9日、カルティエは内閣府、経済産業省、2025年日本国際博覧会協会とともに、「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」のテープカットセレモニーとプレスプレビューを開催しました。これは、2025年大阪・関西万博開幕に先駆けたイベントです。
セレモニーでは、2025年日本国際博覧会協会 石毛博行事務総長と、カルティエ ジャパン プレジデント&CEOの宮地純がテープカットを行い、公式キャラクターのミャクミャクとともにパビリオンのオープンを祝いました。
宮地純氏は、次のように述べています。「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」出展表明から2年の月日を経て、皆様にウーマンズ パビリオンをご紹介できますことを大変嬉しく思います。2020年ドバイ万博から2025年大阪・関西万博へと続く、ウーマンズ パビリオンのミッションは、より公平で長く持続する未来、世代を超えて共鳴する未来を築くことにあります。ジェンダーに関わらず、“ともに”輝ける未来のために、一人ひとりに何ができるのか。私自身もドバイ万博での体験で意識が大きく変わりました。多くの方々がウーマンズ パビリオンでの体験を通して、その”何か”を感じ、考え、行動にうつすきっかけとなれば嬉しく思います。」
「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」は、未来を切り開く先見性と、地球規模の発展を推進し平等を前進させ、新たな世代を導くうえで不可欠な女性の役割に焦点を当てています。万博のテーマに寄り添い、コンセプトは「ともに生き、ともに輝く未来へ」。変革する力と、より良い未来を形づくるうえでの女性の視点・可能性に光を当てます。
パビリオンの設計は建築家の永山祐子が手掛け、伝統とモダニティをつなぐ象徴的な架け橋としての役割を果たします。2020年ドバイ万博の日本館で採用され、日本の伝統的な木工技術の組子から着想を得たファサードを、ウーマンズ パビリオンにリユース。持続可能性とクラフツマンシップに対するカルティエの揺るぎないコミットメントを体現しています。
来場者を迎えるのは、世界的アーティストのエズ・デヴリンがキュレーションした空間です。エズ・デヴリンは、自身の先見的なアプローチから万博を「ユニークな楽器コレクション」と捉え、「各パビリオンがさまざまな楽器として、世界という舞台で6ヶ月にわたりメッセージを発信する場」を表現。この考えのもとウーマンズ パビリオンは、ジェンダー平等に対して核心を突く視点の転換を目指します。
パビリオンでは、ゲストに名前を提供してもらい、それぞれのアイデンティティがストーリーの一部に組み込まれます。来場者は、国籍・年齢の異なる3人の女性が歩んできたストーリーを語りかけられ、リフレクション(振り返り)を促され、最終的にその体験を、幅広い普遍的な世界の問題へとリンクさせます。この没入体験は、個人の取り組みと集団行動への呼びかけを橋渡しするものであり、ウーマンズ パビリオンのメッセージを物理的・時間的な境界線をはるかに越えて増幅させます。
性別、人種、年齢、能力に関係なく、すべての人がともに考え、継続的に対話する場として、パビリオン内2階に「WA」スペースを設けます。ここでは、「大いなる地球」「ビジネスとテクノロジー」「教育と政策」「芸術と文化」「フィランソロピー」「役割とアイデンティティ」という6つの重要なテーマについて講演会やパネルディスカッション、展示を通じて意見を交わし、ビジョナリーリーダーや活動家、専門家とともに、人々の行動を喚起する発信をしていきます。
「WA」スペースでは150以上のイベントが開催予定で、詳細は順次ウェブサイトで公開予定です。全イベントはEXPO 2025 VISITORSサイトから事前に予約・抽選の上ご参加いただけるほか、一部のイベントはウーマンズ パビリオン公式サイトからも申込みいただけます。
ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier
カルティエについて
カルティエは、世界有数のラグジュアリーメゾンです。
2025年大阪・関西万博について
2025年大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日までの184日間開催されます。
まとめ
2025年4月9日、カルティエは大阪・関西万博の「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」のテープカットセレモニーを開催しました。このパビリオンは、ジェンダー平等をテーマに、未来社会のデザインに貢献することを目指しています。 建築家永山祐子氏による設計、世界的アーティストのエズ・デヴリン氏によるキュレーション、そして150以上のイベントが予定される「WA」スペースなど、多様な取り組みを通じて、来場者に深い体験と未来への啓発を提供します。
