大阪万博2025:Yogiboが提供する1坪のハグ空間、カームダウンルーム

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Yogibo、2025年大阪・関西万博で「1坪のハグ」を届けるカームダウンルームを提供

快適すぎて動けなくなる魔法のソファ「Yogibo(ヨギボー)」を展開する株式会社Yogibo(代表取締役:木村誠司・井形剛士)は、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、感覚過敏や自閉症、障がいなどを抱える方々が安心して過ごせる空間として「カームダウンルーム」を提供します。

安心とやさしさで包み込む、対話から生まれた新たな空間

わずか1坪という限られた空間でも、“やさしく包まれている”感覚を届けることで、安心を取り戻せる場をつくりたい──。その思いから、対話を重ねて生まれた「1坪のハグ」というコンセプトをもとに、Yogiboならではの快適さと安心感に満ちた新たな空間を実現します。

カームダウンルームとは、強い刺激や不安を感じた際に、一時的に心身を落ち着けるための静かな空間です。感覚過敏や自閉スペクトラム症、精神的ストレスを抱える方々が、自分のペースを取り戻せる“安心の避難所”として、近年注目されています。

「モノではなく、安心を届ける」──Yogiboが万博に込めた想い

Yogiboは、“リラックス”を象徴するビーズソファのブランドとして、近年では感覚過敏や自閉症など、多様な方々の暮らしに寄り添う場面での導入が増えています。医療・福祉・教育現場などからは、「普通の椅子ではなく、Yogiboを導入したい」という要望も多く寄せられており、背景には「安心できる」「身をゆだねられる」といった点への高い評価があります。

今回Yogiboが手がけたのは、万博会場に設置される全9カ所のカームダウンルームのうちの1室です。それは、“あらゆる可能性を秘めた、1坪の何もない空間”から始まりました。そこに”安心”をお届けする空間を目指して、感覚過敏や障がいなど多様な専門分野の有識者や当事者の方々と対話を重ねながら、コンセプトを少しずつ形にしていきました。

1坪に込めた、やさしさと余白──「一坪のハグ」誕生の背景

1坪という限られた空間ですべてのニーズを満たすことはできない──。だからこそ私たちは問いかけました。

「この空間を最も必要としているのは、どんな人だろう?」 「閉塞感すら生みかねない1坪で、どうすれば“安心”を感じてもらえるだろうか?」

たどり着いたひとつの軸は、「パニックになった方が、安心を取り戻せる空間」であること。その上で、誰かにそっと抱きしめられるような感覚や、多様なニーズに応えられる“調整”の余地を設けることなど、限られたスペースでも幅広い利用者が刺激から離れ、“安心”を取り戻せるために必要な要素を見出していきました。

正解のない問いに挑む、対話型デザインプロセス

カームダウンルームという概念はまだ新しく、その起点となった問いには既存の正解がありませんでした。これまでの常識や既成概念だけでは答えを導きにくいため、感覚過敏や自閉症、障がいを持つ当事者はもちろん、現場で支援を行う実践者や研究者など、多様な視点を持つメンバーと対話を重ねてきました。一人ひとりの感覚を尊重しながら、狭い空間でも落ち着きを取り戻せる要素を丁寧に探り出しました。

それぞれの視点を共有し合う過程で、当事者の方々が直面する状況や感じ方への理解を深め、「ひとつの“最適解”を目指すのではなく、できるだけ“調整”の余地を残すことが重要」という仮説が得られました。このようなアイディアを段階的に統合して誕生したのが、「誰かにそっと抱きしめられているような安心感」と、「多様なニーズを受け止める柔軟性」を両立させた、Yogiboの新しい空間コンセプト──「1坪のハグ」です。

やさしさの余白を、社会のあたりまえに

「1坪のハグ」は、万博会場という特別な場にとどまらず、日常のさまざまな場所へも広がる可能性を秘めています。わずか1坪の空間であっても、やさしく包まれる感覚があれば、人は安心を取り戻せる──。こうした“余白”が、身近な施設や公共の場に増えていけば、障がいや感覚過敏を持つ方々だけでなく、日々のストレスにさらされるすべての人にとって、外出や社会参加に伴う負担を軽減できるのではないでしょうか。

Yogiboは、こうした“やさしさの余白”をあたりまえにするために、センサリールームやカームダウンルームのさらなる広がりに貢献していきます。

万博カームダウンルーム「一坪のハグ」検討委員会

メンバーは以下の通りです。

  • 橋口 亜希子:キャリアコンサルタント / 株式会社Bridges to Inclusion 代表取締役 / ユニバーサルデザインコンサルタント
  • 村中 直人:臨床心理士 / Neurodiversity at Work 株式会社 代表取締役 / 一般社団法人 子ども・青少年育成支援協会 代表理事
  • 加藤 路瑛:感覚過敏研究所 / 株式会社クリスタルロード 代表取締役
  • 黒川 駿哉:医学博士 精神科医 / 慶應義塾大学医学部 / 精神・神経科学教室 特任助教 / 子どものこころ専門医
  • 加藤 大貴:株式会社ePARA 代表取締役 / NPO法人市民後見支援協会 理事
  • 江頭 実里:株式会社ePARA ピアサポーター / 全盲eスポーツプレイヤー

【ファシリテーター】

  • 中川 悠:大阪国際工科専門職大学 工科学部 准教授 / NPO法人チュラキューブ 代表理事 / 株式会社GIVE&GIFT 代表取締役

【デザイン・設計施工】株式会社L&B

  • 七種 珠水:株式会社L&B 代表取締役

【主催】株式会社Yogibo

  • 大森 一弘:株式会社Yogibo 執行役員 / TANZAQ担当 / (社会団体への広告出稿PJ)

Yogiboについて

Yogiboは、ビーズソファを含むリラックスアイテムを扱うライフスタイルブランドです。Yogiboのビーズソファは1つでベッド・ソファ・リクライナー・チェアなど、自由に形状を変えることができます。現在、世界7ヶ国で展開しており、高いデザイン性を持つ最先端のインテリアとして、ご自宅はもちろんホテル、温泉旅館、キャンプやグランピング施設、オフィスなど、さまざまな場所で愛用されています。日本国内においては、プロeスポーツチーム「REJECT」などへの協賛や、「センサリールーム」のプロデュース・普及活動、被災地への支援活動など、社会への貢献を通して “ストレスのない社会を実現する” ことを目指し活動しております。

サステナビリティ活動

社会課題解決に取り組む団体にYogibo が広告を出稿し、それを社会課題解決への活動原資としていただく新しい広告の仕組み「TANZAQ(タンザク)」プロジェクトなど、事業を通した社会貢献により “ストレスの無い社会を実現する” ことを目指して活動しております。

会社概要

会社名 :株式会社 Yogibo 代表者 :代表取締役会長 木村 誠司、代表取締役社長 井形 剛士 所在地 :東京本社、大阪オフィス、名古屋オフィス 設立 :2002年2月1日 事業内容:快適すぎて動けなくなる魔法のソファ「Yogibo」、持続的な社会課題解決を目指す広告「TANZAQ(タンザク)」、「YGB(ワイジービー)」

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