岡山大学発!潮流発電技術「Hydro-VENUS」がChallenge万博2024で注目

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岡山大学、Challenge万博2024に出展し革新的潮流発電技術を紹介

国立大学法人岡山大学は、2024年10月31日~11月1日に東京で開催された「Challenge万博2024-大学発シーズ・スタートアップがつくる未来社会-」に出展し、大学発の研究シーズを紹介しました。

Challenge万博は、関西イノベーションイニシアティブ(KSII)と株式会社三井住友銀行が主催するイベントで、2025年大阪・関西万博を見据え、関西地域を中心に全国の大学発スタートアップや研究シーズを紹介することを目的としています。4回目の開催となる今回は、関西地域を中心に26大学が参加し、中国・四国地域からは岡山大学が唯一出展しました。

岡山大学は、展示ブースにおいて、大学発ベンチャー認定企業である株式会社ハイドロヴィーナスが開発した潮流発電技術「Hydro-VENUS」を重点的に紹介しました。Hydro-VENUSは、従来のプロペラ方式とは異なり、半円柱型の振り子を水流で振動させ、その運動エネルギーを電力に変換する世界初の技術です。この技術は、漂流物やゴミの巻き込みリスクが低く、シンプルな構造で耐久性が高く、コストを抑えた設計が特長です。さらに、振り子の緩やかな動きは水生生物への影響が少ないため、環境への配慮も考慮されています。

展示ブースに加え、プレゼンテーションも実施されました。ハイドロヴィーナスの上田剛慈代表取締役社長は、「水のエネルギーを生かす社会へ」と題した講演を行い、Hydro-VENUSの技術概要と、日本の沿岸に眠る莫大な潮流エネルギーを活用し、持続可能なエネルギー供給と環境保護に貢献したいというビジョンを力強く訴えました。上田社長は、日本の沿岸には原発20基分に相当する潮流エネルギーが眠っていると指摘しました。

岡山大学では、スタートアップ・ベンチャー創出本部が窓口となり、技術シーズやビジネスプランの事業化に向けたアドバイス、経営相談先の紹介など、起業に関する幅広い支援を提供しています。教職員・学生の起業希望者に対して、積極的にサポート体制を整えています。

岡山大学は、今後も地域中核・特色ある研究大学として、株式会社ハイドロヴィーナスをはじめとする大学発ベンチャーの取り組みを積極的に支援し、地域社会の発展に貢献していくことを目指しています。

株式会社ハイドロヴィーナスについて

株式会社ハイドロヴィーナスは、岡山大学発のベンチャー企業です。革新的な潮流発電技術「Hydro-VENUS」の開発・事業化に取り組んでいます。

Challenge万博2024の詳細

Challenge万博2024の公式ウェブサイト:https://ksii.jp/event/challenge-expo-2024/

岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部への連絡先

〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階 E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp (◎を@に置き換えてください) https://venture.okayama-u.ac.jp/

株式会社ハイドロヴィーナスへの連絡先

〒701-0212 岡山県岡山市南区内尾394-28 E-mail:info◎hydrovenus.co.jp (◎を@に置き換えてください) https://hydrovenus.co.jp/

関連情報

本記事は、2024年11月11日に岡山大学から公開された情報に基づいて作成されています。

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