大阪万博ベイエリア開催!没入型デジタルアート展2025

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ヨーロッパ最先端の没入型アート「EUイマーシブアート」展、2025年5月より大阪・万博ベイエリアで開催

2025年5月2日(金)より、大阪・ベイエリアのアートスペース「CASO」にて、ヨーロッパ最先端の没入型アート展「EUROPEAN DIGITAL ART EXPERIENCE : THE IMMERSIVE IN OSAKA 2025 (ImmersiveArtExperience.com)」が開催されました。

本展は、大阪・関西万博の開催期間中に展開された国際芸術フェスティバル「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」の一環として企画され、EUのナショナルデー(5月9日)にあわせた5月2日(金)~14日(水)に実施されました。

ヨーロッパの最先端デジタルアートが集結

本展では、ビデオマッピングやライトアートなど没入型アート作品を中心に、国際的な芸術祭で受賞歴のあるイタリア・フィレンツェ拠点のTHE FAKE FACTORY創設者であるStefano FAKE氏がキュレーションを担当しました。ヨーロッパの最先端のデジタルアートのアーティストコレクティブが参加し、光・音・映像を駆使した作品群が、鑑賞者を作品の一部へと導きました。

フィジタル技術(※デジタルと物理空間を融合させた表現手法)を活用し、光を通して物理的世界と結びつき、鑑賞者に美的に洗練された感覚体験を提供する作品が多数展示されました。

参加アーティスト

本展には、没入型デジタルアートの分野で長年活躍してきた主要アーティストたちが参加しました。参加アーティスト一覧は以下の通りです。

VIDEOGEIST, PIXEL SHAPES, MP-STUDIO, ROCCO HELMCHEN & JOHANNES KRAAS , BETTY MÜ, KANAKA, WOA STUDIO, PANI PAWLOSKY, MICHELE PUSCEDDU, LEANDRO SUMMO, OOOPSTUDIO, MOULAB COLLECTIVE, FLxER, INZIST, OLO CREATIVE FARM, FULL FRAMES, HIGH FILES , H3, VITAMIN, LUCA AGNANI, SEBASTIEN LABROUNIE, JEREMIE BELLOT

キュレーター:Stefano FAKE氏

キュレーターを務めたStefano FAKE氏は、イタリア出身のビジュアル・アーティストです(1971年10月7日生まれ)。プロジェクションマッピング、照明、大型ペインティング、壁画、ミクストメディア彫刻、音響効果、インスタレーションなどを駆使した没入型アート体験を創作しています。

2001年、イタリア・フィレンツェを拠点とする数々の賞を受賞したビデオアートスタジオ、THE FAKE FACTORYを設立しました。彼の作品は世界各地の美術館やアートギャラリーで展示されています。

THE FAKE FACTORYについて

THE FAKE FACTORYは、イタリア・フィレンツェを拠点に2001年に設立された、ビデオアート・イマーシブアート・デジタルマッピングを専門とするスタジオです。創設者であるアーティスト兼ビジュアルデザイナーのStefano FAKE氏のもと、現在は500名以上の新進メディアアーティスト、建築家、デザイナー、映像作家、エンジニア、音楽家、哲学者など、多様な分野の専門家が集う国際的なネットワークを形成しています。

本スタジオは新メディアに関する言語的実験を行い、イタリア国内外における現代ビジュアルデザイン研究の重要な拠点となっています。これまでに、3Dマッピング、イマーシブアート、映像制作、舞台美術、建築インスタレーション、ファッションショー、ミュージアム展示など、数百に及ぶプロジェクトを手掛け、芸術とテクノロジーの融合を推進し国際的な芸術祭で数々の賞を受賞しています。

Stefano FAKE氏コメント

Stefano FAKE氏は、本展について以下のコメントを発表しました。

没入型デジタルアートは、鑑賞者を作品の中へと引き込み、作品そのものに没入させることを目的とした芸術です。光、音、映像、アニメーションを駆使し、鑑賞者の五感を刺激し、巻き込みます。アーティストの目指すのは「感情の容器」としての空間を創り出し、シームレスな感覚の流れを生み出すことです。アンディ・ウォーホルは、「ポップアートとは、物を愛することだ」と語りましたが、その言葉を借りるならば、没入型アートとは「人を愛すること」だと言えるでしょう。なぜなら、この分野のインスタレーションでは、アーティストと鑑賞者の間に重要な関係性が生まれるからです。

この20年間で、新たな芸術表現が次々と誕生しました。同時に、鑑賞者の意識も変化し、「作品を鑑賞する」のではなく、「感覚の流れの中に入り込む」ことが求められるようになりました。フィジタルアートでは、デジタルデータが光を通して物理的世界と結びつき、鑑賞者に美的に洗練された感覚体験をもたらします。

本展では、こうした新たな表現に挑み、ヨーロッパの創造力を世界へ発信してきたアーティストたちの作品を紹介します。

「EUROPEAN DIGITAL ART EXPERIENCE : THE IMMERSIVE IN OSAKA 2025」開催概要

  • 会場:SEASIDE STUDIO CASO(大阪府大阪市港区海岸通2丁目7−23)
  • 期間:2025年5月2日(金)~14日(水)
  • 主催:大阪関西国際芸術祭実行委員会 (株式会社アートローグ内)
  • 共催:駐日欧州連合代表部 (EEAS) / 欧州連合 (EU)
  • 協力:株式会社 大伸社ディライト

Study:大阪関西国際芸術祭 2025

「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」は、大阪関西を中心に、2025年4月11日(金)から10月13日(月)まで開催された現代アートの国際フェスティバルです。第4回目となる本年は、大阪・関西万博と同時開催され、万博会場(夢洲)、安藤忠雄建築の大阪文化館・天保山、黒川紀章建築の大阪府立国際会議場(中之島)、西成・船場エリア、国立民族学博物館(70年万博開催の万博記念公園)など、大阪の象徴的な場所で行われました。158か国・地域が参加し、2,820万人の来場者が見込まれる大阪・関西万博を契機に、「アート×ヒト×社会の関係をStudyする芸術祭」として、新たな対話と発見の場を創出しました。

株式会社アートローグ

株式会社アートローグは、「Study:大阪関西国際芸術祭」の企画・運営 / WEBメディア「ARTLOGUE」「Art Tourism」などを企画・運営する会社です。代表取締役CEOは鈴木大輔氏です。

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