2025年大阪・関西万博:西尾レントオールが建設に参加したイタリア館・インドネシア館・フィリピン館がオープン
2025年4月13日開幕の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、西尾レントオール株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:西尾公志)が建設に参加したイタリア館、インドネシア館、フィリピン館が、3カ国とも同日オープンしました。西尾レントオール株式会社はニシオホールディングス傘下の総合レンタル業、木造モジュール事業などを展開する企業です。
イタリア館:環境配慮と短工期を実現する木造モジュール
イタリア館は、マリオ・クチネッラ建築設計事務所(MCA)が率いるグループにより建設されました。西尾レントオールは、公成建設株式会社、株式会社乃村工藝社などとの共同事業体の一員として参画しました。 イタリア館の躯体には、西尾レントオールが2020年に立ち上げた木造モジュール事業による「ATA-CLT-S構法」が採用されています。この構法は、一般流通木材からなるCLTパネルと鉄(金物と張弦材)の組み合わせにより、環境負荷の少ない短工期での施工を実現するものです。万博のテーマやコンセプトに合致した建築手法と言えるでしょう。
インドネシア館:木材活用による環境配慮型建築
インドネシア館は、指定国家機関であるインドネシア国家開発計画庁/国家開発計画省(BAPPENAS)より委託を受けたサムドラ社を通じ、「西尾レントオール・ATA・フジヤ特定建設工事共同企業体」が受注しました。この共同企業体において、西尾レントオールは代表者を務めました。インドネシア館の躯体の一部には木材が活用され、環境に配慮した建築を実現しています。
フィリピン館:設計サポートと資材調達への貢献
フィリピン館は、フィリピン政府より委託を受けた設計事務所CAT社を通じ、西尾レントオールと株式会社淺川組が共同企業体を組成して建設にあたりました。西尾レントオールは設計サポートと木材を中心とした資材の調達を担当し、躯体の一部には環境負荷の少ない木材が採用されています。
各パビリオンの最新情報は、各国の公式SNS、Webサイトをご確認ください。
- イタリア:https://www.instagram.com/italyexpo2025osaka/?hl=ja
- インドネシア:https://www.instagram.com/expo2025indonesia/
- フィリピン:https://phworldexpo.tpb.gov.ph/ja/%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0/
西尾レントオールは、木造モジュール事業の技術を活かし、3カ国のパビリオン建設に参画しました。環境に配慮した建築手法で各国の魅力を伝えるパビリオン実現に貢献できたとしています。今後も持続可能な建築の普及に取り組むとしています。
詳細については、西尾レントオール公式ホームページのお知らせもご参照ください。 (コーポレートサイト お知らせ:https://www.nishio-rent.co.jp/news/?m=Detail&id=521)
西尾レントオール株式会社について
- 社名:西尾レントオール株式会社
- 本社:大阪市中央区
- 代表取締役社長:西尾公志
- 事業内容:総合レンタル業、木造モジュール事業など
本記事は、西尾レントオール株式会社が発表したプレスリリースに基づいて作成されています。


