コシノジュンコ氏、2025年大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」スタッフユニフォームデザイン担当に決定
2024年、タカラベルモント株式会社は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展する展示ブース内において、スタッフが着用するユニフォームのデザインを、世界的デザイナーのコシノジュンコ氏が担当すると発表しました。
これは、1970年大阪万博に続く2回目のタッグとなります。1970年大阪万博では、タカラベルモント株式会社は「美しく生きる喜び」をコンセプトに、コシノジュンコ氏デザインによる斬新な「パンツルック」のユニフォームをスタッフに着用させました。当時、ミニスカートが主流だった中、働く女性たちが動きやすく美しく見えるスタイルは、パビリオンと共に「真の美しさ」を社会に問いかけるものでした。
今回の万博出展では、「美の固定概念に問いを立て、多面的な視点で真の美を見つめなおす」というタカラベルモント株式会社の展示コンセプトにコシノジュンコ氏が賛同し、55年ぶりの再タッグが実現しました。「大阪ヘルスケアパビリオン」のテーマである“REBORN”をベースに、「いのち」と「健康」、そして心身豊かで快適に暮らしやすい未来社会を、美容と医療が融合した「未来のヘルスケアサロン」が叶える「真の美」の展示と体験を通じて、来場者と共に考えます。
コシノジュンコ氏は、今回のコラボレーションについて次のようにコメントしています。「美しいもの」とはなにか。それは理屈ではありません。前回の万博から55年が経ち、私たちはあらゆる「美」を体験しました。今回、タカラベルモントのコンセプトに共鳴するものがあり、2回目のコラボレーションとなりました。人がイキイキと動く姿は美しい。それこそが命の輝きだと思います。シンプルで一目見て美しいデザインを、御期待下さい。
コシノジュンコ氏のプロフィールは下記の通りです。大阪府出身。1978年より22年間パリコレクションに参加。北京(1985年、2015年)、ニューヨーク・メトロポリタン美術館、ベトナム、キューバ、ポーランド、ミャンマー、スペイン・ロシア(ボリショイ劇場)、パリ市庁舎にて「能とモード」ファッショショーを開催。オペラ《蝶々夫人》・《魔的》から、ブロードウェイミュージカル「太平洋序曲」(トニー賞ノミネート)、DRUM TAOの舞台衣装やデザインも手掛ける。VISIT JAPAN大使、2025年国際博覧会協会シニアアドバイザー、文化庁「日本博」企画委員、文化功労者、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章、旭日中綬章を受章。
タカラベルモント株式会社は、「未来のヘルスケアサロン」について、2050年の宇宙時代を想定し、髪を切る、染める、スタイルを作る等の従来の役割に加え、人々の健康をサポートする役割も担うと展望しています。全ての人々が豊かな人生を実現できる世界を目指すために、イノベーションの実装とライフサイエンスの進歩により、健康寿命の延伸と共に人々の豊かさの尺度の多様化に合わせたサービスが求められると考えています。同社のパーパスである「美しい人生をかなえる社会実現」のために、「サロン事業」を起点に、「未来のヘルスケアサロン」の事業実現を目指しています。
タカラベルモント株式会社の概要は以下の通りです。
- 商号: タカラベルモント株式会社
- 代表者: 代表取締役会長 兼 社長 吉川 秀隆
- 所在地: 大阪本社(本店) 大阪市中央区東心斎橋2-1-1、東京本社 東京都港区赤坂7-1-19
- 創業: 1921年10月5日
- 資本金: 3億円
- 従業員数: 1,636名(2024年3月31日現在)
- 事業内容: 理美容・化粧品事業・デンタル・メディカル事業
- URL: https://www.takarabelmont.co.jp/
- 公式SNS: インスタグラム @takarabelmont_japan
タカラベルモント株式会社は、2021年10月5日に創業100周年を迎え、「美しい人生を、かなえよう。」というパーパスを新たに制定し、持続可能な社会を目指し、「美と健康をかなえる」プロフェッショナルと共に進化を続けています。同社は、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」のプレミアムパートナーです。
今回のコシノジュンコ氏によるユニフォームデザインは、55年前の大阪万博でのコラボレーションを踏襲しつつ、現代社会における「真の美しさ」を再定義する試みとして注目を集めています。シンプルで一目見て美しいデザインが期待されます。

