池坊専好氏登壇!大阪・関西万博公式YouTube公開収録動画

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大阪・関西万博公式YouTubeチャンネル「EXPO PLL Talks」公開収録に池坊専好がゲスト登壇

2025年5月12日、大阪・関西万博公式YouTubeチャンネル「EXPO PLL Talks」の公開収録の様子が公開されました。この公開収録は、「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」の一環として、株式会社アートローグが公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁とともに開催した連続トークイベント「EXPO PLL Talks アート & インパクト:イノベーターと共に考えるアフター万博の世界」の一部です。

今回のゲストは、いけばなの家元であり、2025年大阪・関西万博の博覧会協会副会長も務める池坊専好氏でした。テーマは「すべてのいのちと共に輝く未来へ」で、いけばなが内包する命の哲学や芸術の役割、伝統と革新のあり方について語られました。

イベントの様子は、公式YouTubeチャンネルで視聴可能です。

視聴URL:

大阪関西国際芸術祭開催情報:https://osaka-kansai.art/

EXPO PLL Talksの概要

「EXPO PLL Talks アート & インパクト:イノベーターと共に考えるアフター万博の世界」は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するためのコンセプトに基づき、2025年大阪・関西万博に向けて開催されているトークイベントです。株式会社アートローグが、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁とともに共同開催しています。

モデレーターの鈴木大輔氏(Study:大阪関西国際芸術祭総合プロデューサー)と多彩なジャンルのゲストが対話を通じて、アートとビジネスの新たな可能性を探求します。

大阪・関西万博公式チャンネル EXPO PLL Talks:https://www.expo2025.or.jp/overview/expo_pll_talks/

Study:大阪関西国際芸術祭の概要

Study:大阪関西国際芸術祭 2025は、大阪関西を中心に、2025年4月11日から10月13日まで開催された現代アートの国際フェスティバルです。第4回目となる今年は、大阪・関西万博と同時期に開催され、夢洲(大阪・関西万博会場)、大阪文化館・天保山、大阪府立国際会議場(中之島)、西成・船場地区など、大阪の象徴的な場所が会場となりました。

国内外のアートプロジェクトを通じて「アート×ヒト×社会の関係をStudyする芸術祭」として、新たな対話と発見の場を創出することを目指しました。

チケット販売ページ:https://osaka-kansai.art/pages/ticket

EXPO PLL Talks Vol.17の内容紹介

2025年4月13日、大阪関西国際芸術祭万博会場で行われた「EXPO PLL Talks」に、池坊専好氏が登壇しました。テーマ「すべてのいのちと共に輝く未来へ」のもと、「いけばな」が内包するいのちの哲学、芸術の役割、伝統と革新のあり方について語られました。

イベント内でのトーク抜粋:

  • 「いのちの輝きを表現する芸術としてのいけばな」: 池坊氏は、「いけばなはいのちのあらゆる状態に美を見出す芸術」と述べ、花が咲く瞬間だけでなく、つぼみ、実、枯れる過程までも尊重し、すべての生命段階を作品として昇華する姿勢がサステナブルな美意識の体現であると語りました。展示された作品「桐の一生」は、つぼみ、花、実、実の終わった後の殻と、自然の移ろいを表現し、一瞬一瞬の尊さを訴えかけていました。

  • 伝統を守るのではなく、「更新する」姿勢: 室町時代から続く華道家元池坊の歴史を継ぐ池坊氏ですが、保守的ではありません。3Dプリンターによる台座や照明とのコラボレーションなど、デジタルメディアといけばなの融合を試みています。メディアアートとの交差や現代技術と伝統の協働により、「いけばな」の表現の可能性を拡張しています。「伝統は、ただ継承するものではなく、その時代の出会いや気づきを取り入れ、更新し続けるもの」と述べました。

  • 心と社会を整える芸術の力: いけばなの本質は装飾ではなく、心の構え方を見つめ直す行為にも通じます。池坊氏は、現代のビジネスパーソンにも「いけばな」がもたらすマインドフルネス効果を説き、企業向けワークショップや大学院(MBA)での講演なども行っていると紹介しました。いのちや自然と向き合う静かな時間が、自身の軸を整えるきっかけとなりうることを示しました。

  • 「関西を文化芸術の発信地へ」: 万博をきっかけに、関西が再び「文化芸術の中心地」として脚光を浴びることへの期待、多様性と人間らしさに満ちた関西だからこそ生まれる表現や価値観について語られました。芸術と経済が交差する場としての万博の意義、アジア圏へのいけばなの広がり、文化外交としての役割にも言及しました。

詳細な内容はYouTube本編をご覧ください。

登壇者プロフィール

池坊専好氏: 560年以上続く日本の伝統文化である華道家元池坊の次期家元。京都・紫雲山頂法寺(六角堂)の副住職。いのちをいかすという池坊いけばなの精神に基づく多彩な活動を展開。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了。一般財団法人池坊華道会副理事長。公益財団法人日本いけばな芸術協会副会長。在京都アイスランド共和国名誉総領事館名誉領事。2025年大阪・関西万博では、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の副会長・理事・シニアアドバイザーを務めました。

鈴木大輔氏: 株式会社アートローグ代表取締役CEO。Study:大阪関西国際芸術祭総合プロデューサー。

過去の登壇者一覧

「EXPO PLL Talks」では、これまで多くのゲストが登壇し、アートとビジネスの新たな可能性を探求してきました。(詳細なリストは省略。元記事参照)

会社概要(株式会社アートローグ)

「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」公式HP:https://osaka-kansai.art/

代表者:鈴木大輔 本社所在地:大阪府大阪市北区 設立日:2017年7月7日 事業内容:「Study:大阪関西国際芸術祭」の企画・運営 / WEBメディア「ARTLOGUE」「Art Tourism」など企画・運営

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