2025年大阪万博:世界ミツバチの日記念イベント開催!スロベニアが語る未来

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2025年5月20日「世界ミツバチの日」、大阪・関西万博スロベニアパビリオンで特別イベント開催

2025年5月20日(火)、国連が制定した「世界ミツバチの日(World Bee Day)」を記念し、大阪・関西万博のスロベニアパビリオンで特別イベントが開催されます。このイベントは、近代養蜂の先駆者であるアントン・ヤンシャの誕生日にちなんで行われるもので、スロベニア観光局(STB)が主催します。

スロベニアとミツバチ:深い繋がりと持続可能な未来への貢献

スロベニアは「世界ミツバチの日」の提唱国であり、ミツバチの重要性と持続可能な未来への貢献を世界に訴え続けています。ミツバチは、私たちの食生活、農業、そして生物多様性を支える不可欠な存在であり、「地球の働き手」と言えるでしょう。スロベニアでは、穏やかで勤勉な在来種「カルニオラン蜂」が古くから養蜂に利用され、その伝統は現代に受け継がれています。この伝統とミツバチへの深い理解が、スロベニアが「世界ミツバチの日」を提唱した背景にあります。この記念日は、ミツバチをはじめとする花粉媒介者たちの役割に改めて目を向ける機会となっています。

イベント概要:スロベニアの物語:人とミツバチの調和

名称: 世界ミツバチの日 – スロベニアの物語:人とミツバチの調和

日時: 2025年5月20日(火)14時~15時

会場: 2025年大阪・関西万博 スロベニアパビリオン コモンC内

主催: スロベニア観光局(STB)

プログラム:

  • スロベニア観光の魅力紹介
  • スロベニアにおける養蜂の伝統とミツバチの重要性に関するディスカッション

スピーカー:

  • マーヘル・ナセル氏(国際連合 事務次長補/大阪・関西万博 国連パビリオン 陳列区域代表)
  • アナ・サブシェク氏(スロベニア観光局)
  • Folleto Pistachio(@pistacchiofolletto)氏(万博公認インフルエンサー/スロベニア観光アンバサダー)
  • 宮地 藤雄(みやち ふじお)氏(日本におけるミツバチ文化・教育プロジェクト創設者)
  • ミハ・マルケル氏(大阪万博スロベニアインフォセンター)

特別企画: ミハ・マルケル氏によるスロベニア発祥の「養蜂箱アート」のデモンストレーション

養蜂箱アートについて:

18世紀のスロベニアで生まれた独自のフォークアートです。木製の巣箱の前面パネルに、ユーモラスなものや宗教的なモチーフなど、さまざまな絵がカラフルに描かれています。養蜂家たちは、このアートを通じて巣箱を見分けたり、自身の文化や信仰、物語を表現してきました。このユニークな伝統は、現在ではスロベニアの無形文化遺産として認識されており、養蜂との深いつながりと自然との共生を象徴しています。

スロベニアのアピツーリズム

スロベニアは、アピツーリズム(養蜂観光)の分野で世界をリードしています。ミツバチと自然との共生をテーマにしたユニークな体験を提供しています。

  • ミツバチ型の宿泊ロッジ
  • はちみつテイスティング体験
  • 養蜂場やハニートレイルの見学
  • 養蜂パネルの民俗アート鑑賞・体験
  • 蜜蝋やはちみつを使ったスパ・ウェルネス体験
  • 森の中でのアピセラピー

ミツバチの多面的な役割と国際的な視点

ミツバチは、食料安全保障、経済的側面、環境的側面、そしてSDGsへの貢献という多面的な役割を担っています。

社会的意義 – 食料安全保障: 世界の食料の約3分の1が受粉に依存し、食用作物の71%が受粉を必要としています。世界の食料生産における経済価値は約5,770億ドルです。

経済的側面 – 雇用と農業: 受粉農業の市場規模は過去50年で4倍となり、小規模農家の収入と雇用創出の鍵となっています。

環境的側面 – 生物多様性と気候変動: ミツバチは健全な生態系の指標であり、農薬、都市化、気候変動によって世界的に減少傾向にあります。

国際的視点 – SDGsへの貢献: 飢餓対策、環境保護、国際連携など、国連の2030年目標を後押ししています。

スロベニアについて

スロベニアは、アルプス、地中海、パンノニア平原、カルスト台地が出会う場所に位置する緑豊かな国です。面積20,273km²の小国ながら、世界的なアスリート、豊かな文化、そしてユーロ通貨圏の一員としても知られています。

世界ミツバチの日(World Bee Day)について

「世界ミツバチの日」はスロベニアが提案し、国連で制定されました。5月20日は、18世紀に活躍した養蜂家アントン・ヤンシャの誕生日に由来します。彼の革新的な技術は、近代養蜂の礎となりました。この記念日は、スロベニアの養蜂文化と観光資源を世界に紹介するとともに、持続可能な農業への転換、飢餓や貧困の解消にも貢献しています。スロベニアに自生する在来種「カーニオラ蜂」は、穏やかな性格と高い生物多様性維持能力を持ち、世界中の保全活動にとっても極めて重要な存在です。

イベント配信情報

スロベニアパビリオン公式Instagramアカウント(@slovenia.expo2025)にてインスタライブでの配信を予定しています。

関連情報

スロベニア観光局公式ウェブサイト: http://www.slovenia.info/

スロベニアパビリオンに関する詳細情報は、https://www.exposlovenia.eu/ja/ またはスロベニアパビリオン公式Instagramアカウント(@slovenia.expo2025)をご覧ください。

まとめ

2025年5月20日、「世界ミツバチの日」に、大阪・関西万博のスロベニアパビリオンでは、ミツバチと共に生きる未来を考える特別イベントが開催されます。スロベニアの養蜂の伝統、アピツーリズム、そしてミツバチの重要性について学ぶ貴重な機会となります。 イベントの様子は、スロベニアパビリオン公式Instagramアカウントでも配信予定です。

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