サウジアラビア王国館、日・サウジ外交関係樹立70周年を記念:2025年大阪・関西万博
2025年6月7日、2025年大阪・関西万博のサウジアラビア王国館は、サウジアラビア王国と日本の外交関係樹立70周年を記念しました。1955年6月7日に正式に外交関係を樹立した両国は、長年にわたるパートナーシップを築き上げてきました。
この関係は、文化交流や外交協力を推進し、両国にとって大きな経済効果をもたらす多面的な同盟関係へと発展しています。2025年2月には、両国首脳が議長を務める戦略的パートナーシップ協議会の設立に関する覚書に調印されました。
過去10年間で、二国間貿易は334億ドルから410億ドルへと大きく成長し、現在では410億ドルを超えています。2025年大阪・関西万博では、サウジアラビア・日本間の貿易・投資関係を促進するため、サウジアラビア王国館が中心となり、数百のビジネスイベントが開催されています。これらのイベントには、投資省と商務省が主導するプレゼンテーションや、「ビジョン2030」がもたらす機会に焦点を当てたイベントなどが含まれます。
駐日サウジアラビア王国大使兼サウジアラビア王国館政府代表のガージィ・ファイサル・ビンザグル氏は、次のように述べています。「サウジアラビアと日本の関係は、70年以上にわたって力強く成長してきました。この関係は単なる経済的パートナー以上のものです。それは、私たちの関係の多様性の深さの証です。私たちの歴史の強さと現在の勢いを背景に、私たちは共に未来を定義する態勢を整えています。」
さらに同氏は、「2025年に大阪で開催される万博、そして2030年にリヤドで開催される次回の万博に向けて、両国はグローバルな交流の最前線に立ち、最新のイノベーションと持続可能な技術を紹介し、明日の多国間主義の形成に貢献しています」と述べています。
未来を見据えるサウジアラビアと日本にとって、開催中の2025年大阪・関西万博は、日本人のサウジアラビア訪問を増やすことを目的としています。サウジアラビアは2030年のリヤド万博に向けて、年間3万人の日本人観光客の誘致を目指しています。
これは、食料・農業安全保障、メディア・娯楽、医療、高品質インフラ、金融・投資、競争産業、エネルギー、中小企業、スポーツ、教育、文化の9分野にわたる80以上のプロジェクトを含む、より広範なサウジアラビアと日本との「ビジョン2030」戦略の一環です。
文化交流も盛んで、8月に同館で展示される自国のマンガスタジオが示すように、サウジアラビアは中東における日本文化のハブとして台頭しています。2025年4月13日の開館以来、70万人を超える来場者から支持を得ており、文化交流は活発に進んでいます。
サウジアラビア王国館では、2025年大阪・関西万博のプログラム全体で、毎日パフォーマンスやライブショーを含む700以上のイベントが開催されています。さらに、サウジアラビアは9月23日にナショナルデーを開催し、様々なイベントやプレゼンテーションを行う予定です。
サウジアラビア王国館 連絡先情報
- Instagram: @ksaexpo2025
- X: @KSAExpo2025
- YouTube: @KSAExpo2025
- LinkedIn: Saudi Arabia at Expo
- Facebook: KSA Expo 2025
- TikTok: @ksaexpo
- LINE: KSA 大阪万博2025
- Website: https://ksaexpo2025.sa/ja
- お問い合わせ先: [email protected]
サウジアラビア王国館の概要
サウジアラビア王国館は、2025年大阪・関西万博において、サウジアラビア王国の参加を象徴するパビリオンです。70年にわたる日・サウジ外交関係を記念し、両国の経済関係強化、文化交流促進、そして未来へのビジョンを共有する場として機能しています。
まとめ
2025年大阪・関西万博のサウジアラビア王国館は、日・サウジ外交関係樹立70周年を記念し、両国の深い絆と未来への協力を示す象徴となっています。数多くのイベントや展示を通して、経済交流の促進、文化交流の深化、そして「ビジョン2030」に基づく更なる発展を目指しています。
