SOXAI、大阪・関西万博で経産省PHR事業ステージに登壇し、「睡眠時無呼吸症候群」のリスクと対策を議論
株式会社SOXAI(代表取締役社長 渡邉 達彦、神奈川県横浜市)は、2025年6月25日、大阪・関西万博のFLEステージ(経済産業省が主導する令和5年度補正PHR社会実装加速化事業の一環)で行われたトークショーに登壇しました。本トークショーでは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスク啓発と、SOXAI RINGによるセルフモニタリングの可能性について議論が行われました。
トークショーの概要
トークショーには、SOXAI代表取締役の渡邉達彦氏と、SAS治療の第一人者であり、SOXAI社のメディカルアドバイザーである成井浩司医師が登壇しました。
成井医師は、SASの概要、健康リスク、診断・治療の現状について解説しました。渡邉氏は、SOXAI RINGの高精度センシング技術と睡眠モニタリング機能を紹介し、SAS傾向のセルフチェック支援の可能性について説明しました。両氏は、SASのリスクとテクノロジーを活用した日常的な健康管理の新たな可能性について活発な議論を交わしました。
令和5年度補正PHR社会実装加速化事業について
本事業は、2025年4月から開催された大阪・関西万博を通じて、PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)とサービスの連携を促進し、新たな商品・サービスの創出、国民が安心してPHR関連サービスを利用できる環境整備、PHRによる「自然と健康になれる社会」の実現を目指しています。
SOXAIは本事業に参画し、連携事業者と共にPHRを活用した睡眠ソリューションのユースケースを構築しました。
トークショーの様子
トークショー当日は会場が満席となり、盛況のうちに終了しました。参加者には海外からの来場者も含まれており、幅広い層の関心の高さが伺えました。トーク終了後も、SOXAI RINGやSASに関する多くの質問が寄せられました。
成井医師のコメント要旨
成井医師は、PHRと睡眠の関連性について説明し、睡眠の見える化による健康状態への気づきと生活習慣改善の重要性を強調しました。睡眠の質が生活習慣病や心血管疾患に大きく関わること、SASがこれらの疾患リスクを高めることを指摘し、SOXAI RINGを活用した日常的な睡眠状態評価と無呼吸リスクの早期発見・管理の可能性を述べました。
渡邉氏のコメント要旨
渡邉氏は、SOXAI RINGの高精度センシング技術、睡眠モニタリングにおけるスマートリングの役割と可能性について説明しました。SOXAI RINGで取得される睡眠-覚醒判定や睡眠の深さのデータが、セルフモニタリングや生活改善に有用であると述べ、SOXAI RINGがセンシングする血中酸素レベル(SpO2)に基づいた独自評価が、SASリスク把握の手がかりになると説明しました。
SOXAI RINGについて
SOXAI RINGは、日本初のバイタルセンシング機能搭載スマートリングです。幅7.6mm、厚み2.5mmという超小型サイズで、心拍数、心拍変動、血中酸素レベル(SpO2)、体表面温度、活動量などを精度高く測定します。独自のアルゴリズムで分析した情報をモバイルアプリに表示し、様々な健康指標をスコア化することで、ユーザーに合わせた生活習慣・睡眠の質改善を支援します。
株式会社SOXAIについて
株式会社SOXAIは、「テクノロジーで世界中の人々のQoL向上に貢献」をミッションに掲げ、2021年に創業されたヘルステック企業です。生活のあらゆる場面にバイタルセンシング技術を適用し、人々が自然と健康増進に取り組める世界の実現を目指しています。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社SOXAI 取締役副社長CFO 光頼篤樹 電話:045-264-9397 メール:[email protected]
