- 大阪・関西万博 小学生向け自由研究サポート「EXPO2025 エネルギーツアー」レポート
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催期間中、NTTグループ、パナソニック ホールディングス株式会社、電気事業連合会は、未来世代の子供たちに向けた自由研究サポートイベント「EXPO2025 エネルギーツアー」を実施しました。本イベントは、カーボンニュートラル実現に向けたエネルギーの未来について考える機会を提供することを目的としています。
未来エネルギーを体感する、特別な学習体験
「EXPO2025 エネルギーツアー」は、大阪・関西万博会場内を舞台に、未来社会を体感しながら自由研究に取り組める貴重な機会を提供しました。小学4年生から6年生を対象に、8月9日(土)、16日(土)、17日(日)の3日間、計120名(各回40名)の小学生とその保護者が参加しました。
ツアー内容:万博パビリオン見学と自由研究ワークショップ
ツアーは、万博会場内の主要パビリオンの見学と、自由研究をサポートするワークショップの2部構成で行われました。
1. パビリオン見学:未来技術を目の当たりにする
参加者は、NTT Pavilion、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」、電力館「可能性のタマゴたち」の3つのパビリオンを見学しました。各パビリオンでは、最先端のエネルギー技術や未来都市の構想など、未来社会の姿を垣間見ることができました。3つのグループに分かれ、各パビリオンを順次見学することで、効率的なツアーとなりました。
2. 自由研究ワークショップ:専門家のサポートを受けながら研究を深める
パビリオン見学後、EXPOサロンにて自由研究ワークショップが開催されました。水素、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想、ペロブスカイト太陽電池といったテーマを元に、参加者は専門家の指導を受けながら自由研究を進めました。ワークショップには、大阪大学の学生団体「Flagship」のメンバーも参加し、小学生たちの自由研究活動をサポートしました。
IOWN構想とは、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。Flagshipは、「世界に通用する人材を育てること」を目標に、大阪大学大学院国際公共政策研究科が主催する高大連携事業を運営し、高校生を主体とした学術研究発表の場を提供しています。
ツアー概要と参加方法
開催日時:
- 第1回:2025年8月9日(土)9:00~16:00
- 第2回:2025年8月16日(土)9:00~16:00
- 第3回:2025年8月17日(日)9:00~16:00
開催場所:大阪・関西万博 会場内
対象:小学4~6年生(参加者1名につき保護者1名まで同行可能)
応募方法:専用応募フォーム(https://energytour.peatix.com ※現在はアクセスできません)にて、2025年7月8日から8月1日まで受付。先着順で各回40名。
参加費:無料
当日スケジュール(各回共通)
9:00 集合
9:30~13:00 パビリオン見学(3グループに分かれ、各パビリオンを順次見学)
13:00~14:00 移動・休憩
14:00~16:00 自由研究のワークショップ(場所:EXPOサロン)
お問い合わせ先
パナソニック ホールディングス株式会社 関西渉外・万博推進室 Email:expo2025_information@ml.jp.panasonic.com
エネルギーツアー事務局 Email:info@energytour-expo2025.jp
まとめ
「EXPO2025 エネルギーツアー」は、大阪・関西万博という特別な舞台で、未来のエネルギー問題について考え、学ぶ機会を提供しました。参加した小学生たちは、最先端技術を体感し、専門家の指導の下で自由研究に取り組むことで、貴重な経験を得ることができたはずです。本イベントは、次世代を担う子どもたちが、持続可能な社会の実現に向けて積極的に関わっていくための第一歩となるでしょう。