- 大阪・関西万博2025閉幕によせて
~「JAL FUTURE MAP」に描く未来への挑戦を振り返る~
2025年10月14日
大阪・関西万博2025は、多くの方々の協力と支持のもと、2025年10月13日(月・祝)に成功裡に閉幕しました。ポスト・パンデミックの復興期における経済・文化の国際交流の重要な舞台として、世界中から大きな注目を集めました。JALグループにとっても、未来のモビリティ社会の実現と地域共生を推進するまたとない機会となりました。
JALと社会の関り方や未来のアイデアを描いた「JAL FUTURE MAP」は、万博のコンセプトである「いのち輝く未来社会のデザイン」と高い親和性があり、空の移動手段を超えた社会全体のウエルビーイング実現に向けて、具体的な取り組みを幅広く展開しました。2,500万人を超える来場者が、万博会場で多彩な国や地域の魅力を体験し、会場外でも関西をはじめ日本各地の魅力を体験しました。
JALグループは、「技術革新」「地域連携」「人のつながり」という三つの柱を軸に未来社会の実現に挑み、多くのお客さまや地域の皆さまから支持を得ました。この経験は、今後の成長と社会貢献の礎となると確信しています。
万博で達成した3つのこと
空の移動をもっと身近に――未来の空を体感できるイマーシブシアターと空飛ぶクルマの展示
万博会場に設置されたイマーシブシアター「Sora Cruise By Japan Airlines」(以下、そらクルーズ)では、空飛ぶクルマに乗っているかのような臨場感あふれる体験を提供しました。実機サイズの空飛ぶクルマモデル機も展示しました。
「そらクルーズ」は、2025年9月1日に累計体験者数が10万人を突破し、閉幕時には129,055人となりました。閉幕後、2026年にはSoracle社が大阪・関西エリアで実機を使用した実証運航を計画し、2027年には移動・観光・防災・物流などの用途を検証する初期的な事業を開始する予定です。
JALは、移動を通じて人と人とのつながりを深め、地域間交流や社会経済の活性化に貢献する未来のモビリティ社会の実現を目指しています。
日本各地への新たな人流を創出――JAL特別塗装機の運航による機運醸成と訪日外国人向け地方周遊促進
「JALガンダムJET」の運航は、万博の機運醸成となりました。訪日外国人向けの地方周遊促進プロジェクトや、限定デザインの御翔印販売を通じて、日本各地の魅力を世界に発信し、新たな人流を生み出しました。大阪・関西万博のオリジナルデザインが鮮やかに機体を彩った特別塗装機「JALミャクミャクJET」は、2025年10月14日(火)に運航を終了します。閉幕日の10月13日(月・祝)には、大阪国際(伊丹)空港のJAL格納庫で、「JALミャクミャクJETさよならイベント」を開催し、子どもたちが機体にメッセージを書き込みました。
地域の魅力を発信し、新たな出会いを創出
大阪・サンセバスチャンプロジェクトでは、大阪の食や夜景を楽しむ「This is Osaka Bus Tour」を西日本JRバスと協力して実施し、梅田・なんばのオーバーツーリズム解消とナイトエコノミーの活性化に取り組みました。
また、2025年9月5日から10月13日まで、大阪・関西万博の夢洲会場と大阪市内を結ぶ「JALレストランバス」を1日3便運行。ミシュラン星を獲得した大阪の名店が参加し、万博来場者に快適な移動とともに、「食の街大阪」を象徴する地元の食材や料理による特別な体験を提供しました。
訪日外国人向けの地方周遊促進プロジェクトでは、JALグループの地方路線を活用し、地域の自然や文化、郷土料理を体験できるツアーを企画・販売しました。
これらの取り組みを通じ、地域の魅力を発信し、地域活性化や経済効果の向上に寄与しました。
閉幕によせて――日本航空株式会社 代表取締役副社長 グループCFO 斎藤 祐二
1970年の大阪万博でジャンボジェット機が未来の空の象徴となったように、大阪・関西万博2025では『JAL FUTURE MAP』に基づき、次世代エアモビリティや地域活性化に向けた挑戦を展開し、多くの方に未来の空の体験を提供できました。
私たちは、空の移動をもっと身近にし、地域の魅力を発信し、新たな人の流れを創出することを目指しています。その先にある出会いや「人と人」、「人と地域」のつながりを増やしウエルビーイングな社会を実現していくことを目指しています。
万博開催により世界各国の魅力や技術革新に触れて国際交流が促進されました。次世代エアモビリティが創る世界を感じていただき、食や文化を通じた関係・つながり創出の具体的な取り組みを示すことができました。2025年10月6日(月)の第7回日経Well-beingシンポジウムにおいては、SWGs(Sustainable Well-being Goals)宣言を賛同する18社が共同で提唱し、豊かで希望にあふれた未来を次世代につなぐ大きな一歩を踏み出せました。
これからもJALは、万博で得た経験と多くの皆様のご支援を力に、移動を通じて人々のウエルビーイングに貢献し、未来の空を描き続けていきます。
会社概要
日本航空株式会社




