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大阪万博:サウジアラビア王国館が示すeスポーツ未来戦略

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  1. 2025年大阪・関西万博サウジアラビア王国館「eスポーツ:ゲームオン」イベントレポート

2025年7月30日と31日、大阪・関西万博のフェスティバル・ステーションにおいて、サウジアラビア王国館主催のイベント「eスポーツ:ゲームオン」が開催されました。本イベントは、サウジアラビアが世界的なeスポーツ業界において、その影響力を拡大していくことを祝うものでした。

未来を形作るeスポーツ:サウジアラビアの取り組み

2日間にわたるイベントでは、サウジアラビアが世界舞台でeスポーツと競技ゲームの未来を形作る役割に焦点を当て、その取り組みが紹介されました。Qiddiya Investment Company(QIC)やSAVVY Games Groupなど、サウジアラビアを代表するスポーツ・エンターテインメント企業が参加し、活気あふれるイベントを盛り上げました。 プレイヤー、クリエイター、ファンを繋ぎ、伝統と革新を融合させたダイナミックな文化交流を通じて、eスポーツのグローバルな魅力が発信されました。

特に、リヤドで開催されるeスポーツワールドカップへの注目が集まり、サウジアラビアの企業であるQiddiya Investment Companyとサウジアラビアeスポーツ連盟が運営する展示ブースでは、サウジアラビアが国際的なeスポーツシーンに与える影響力の拡大について解説が行われました。来場者はインタラクティブなゲームアリーナやフォトウォール体験も楽しむことができました。

さらに、サウジアラビアのゲーム業界とビジュアルクリエイターを代表する専門家を招いたパネルディスカッションが開催され、サウジアラビアがグローバルなゲーム業界においてますます影響力を拡大している現状について議論が交わされました。7月31日には、サウジアラビアeスポーツ連盟によるeFootballのショーマッチも実施されました。全てのプログラムは逐次通訳付きで提供されました。

パネルディスカッション:多様な視点からの議論

イベントでは3つの主要なパネルディスカッションが開催されました。

7月30日(水)13:00~「eスポーツの復活から学ぶ教訓とサウジアラビアのエコシステム構築」

SAVVY Games Group主催のこのセッションでは、eスポーツの復活から得られる教訓を、サウジアラビアとMENA地域、中国、アジア地域に焦点を当てて探求しました。サウジアラビアのエコシステム構築に焦点を当て、若者のスキル開発、次世代の開発者の育成、草の根のゲームからプロフェッショナルな機会への道筋の創出について議論が行われました。

パネリスト:

  • ダニー・タン氏(SAVVYゲームズ・グループ Hero Esports CEO)
  • リーム・マズィク氏(SAVVYゲームズ・グループ 上級副社長 兼 コーポレート・ディベロップメント責任者)
  • アブドゥッラー・アルオレイニ氏(モデレーター、サウジアラビア公共投資基金[PIF]投資管理部門)

7月30日(水)17:00~「アニメ、サウジアラビアの伝統、そしてゲーム世代の融合」

Qiddiya Investment Company (QIC)主催のこのパネルディスカッションでは、日本のアニメがサウジアラビアのクリエイティブシーンと若者文化に与えた影響を考察し、サウジアラビアのアーティストがどのようにこのアートフォームの中で自らの物語を形作っているかを紹介します。文化を越えた協業の力を強調し、マンガ・プロダクションズの『グレンドイザー』リブートプロジェクトなどを例に挙げ、本物らしさと世界的な共鳴を両立させた物語の創造について議論しました。アニメとサウジアラビアの伝統が融合し、次世代に向けた新たな物語を紡ぐ可能性を探りました。

パネリスト:

  • 大河内 一楼 氏(脚本家・小説家)
  • サラ・ウルダッダ 氏(Manga Productions クリエイティブ・コンテンツ・ディレクター)
  • オダイ・カルスー 氏(Manga Alarabiya コンテンツ責任者)
  • サウド・アルワハビ 氏(モデレーター、キディーヤ投資会社 ゲーム&eスポーツ・マーケティング部マネージャー)

7月31日(木)15:00~「文化とゲームの世界を越えたストーリーテリングの芸術」

Qiddiya Investment Company (QIC)主催のこのパネルディスカッションでは、サウジアラビア、日本をはじめとする世界各地から集まった主要なアーティストたちが、古代の物語と想像上の物語が芸術表現にどのように影響を与えるかを探りました。神話や民話から未来的な再解釈まで、物語の伝統が文化を超えて創造的な実践にどのように影響を与え続けているかについて議論が行われました。アーティストたちが物語を通じて世代をつなげ、アイデンティティを保存し、未来を再想像する方法が紹介されました。両アーティストは、ライブで自身の描画スタイルを披露し、創造プロセスへの独占的な洞察を提供しました。

パネリスト:

  • 新川 洋司 氏(コジマプロダクション・アートディレクター)
  • フェイサル・アルフレジ 氏(“サウジのピカソ”と称される サウジアラビア人ビジュアルアーティスト)
  • アフマド・スルタン 氏(モデレーター、キディーヤ投資会社 アート&カルチャー・マーケティング部マネージャー)

サウジアラビア王国館:多様な体験を提供

イベント終了後も、サウジアラビア王国館では、万博プログラムを通じて多様なイベントが提供されました。ライブパフォーマンス、ダンス、伝統的なショーなど、来場者はサウジアラビアの文化、遺産、芸術を体感することができました。「水の物語」「We Are Saudi Arabia」「ARアプリ~The Botanist」などのプログラムに加え、文化スタジオでの音楽と芸術のパフォーマンス、サウジアラビア建国記念日(9月23日)のお祝いイベントなどが開催されました。

さらに、「進化する都市」「持続可能な海」「無限の人間の可能性」「イノベーションの頂点」など、6つの没入型ルームとギャラリーを跨ぐ興奮に満ちた訪問者体験が提供されました。サウジアラビア王国館は、大阪万博のコネクティング・ゾーン(C14-01)内のウエストゲート内に位置し、毎日9:00から21:00まで開館していました。

メディア関係者向けには、メールにて取材申し込みを受け付けていました。 問い合わせ先:Media@KSAExpo2025.Sa

公式サイト、SNSアカウントも公開されていました。

まとめ

「eスポーツ:ゲームオン」イベントは、サウジアラビアのeスポーツ産業と文化への積極的な取り組みを世界に示す、成功したイベントとなりました。 パネルディスカッションやショーマッチ、そしてサウジアラビア王国館全体での多様な文化体験は、来場者に深く印象を残したはずです。

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